7月27日の札幌競馬第5Rでエイリアス(牡2歳)が1着となり、同馬を管理する浅見秀一調教師(68歳、栗東)が92年3月8日の管理馬初出走以来、7005戦目でJRA通算600勝を達成した。史上91人目、現役では13人目。重賞は98年にメジロブライトで、18年にレインボーラインで天皇賞(春)を制するなどGⅠ級5つを含む26勝。浅見師:600勝を達成できたのは、関係者の方々、ファンの皆様のご支援のおかげだと思っています。これからも、人馬ともに怪我や事故をより少なくできるよう工夫しながら、目の前のレースに万全の態勢で臨んで、1勝1勝を積み重ねていけるよう精進していきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。
7月27日の札幌競馬第2Rでイエスサンキューが1着となり、同馬に騎乗した加藤祥太騎手(22歳、栗東・庄野厩舎所属)が15年3月1日のJRA初騎乗から2146戦目でJRA通算100勝を達成した。現役93人目。加藤祥騎手:100勝達成については周りから言われて意識はしていました。ゴールの瞬間はいつもの勝利より嬉しかったです。札幌競馬場はほぼ毎年来ていて、相性のいい競馬場だと感じています。うまくいかない時もありましたが、デビュー5年目で達成することができて良かったです。もう負担重量の減量もないので、今まで以上に気を引き締めて技術を向上していきたいと思います。これからも応援のほどよろしくお願いします。
7月27日の小倉競馬第1Rで、メイショウマシミズが4角で故障を発症して転倒、競走を中止した。同馬に騎乗していた鮫島克駿騎手(22歳、栗東・浅見厩舎所属)は左上腕骨骨折、左膝靭帯損傷の疑いと診断され、北九州市内の病院へ搬送された。
15年中山大障害(JGⅠ)などに優勝したアップトゥデイト(牡9歳、栗東・佐々木晶厩舎)が7月26日付で競走馬登録を抹消された。今後は馬事公苑で乗馬となる予定。通算成績は37戦10勝(うち地方2戦0勝)。重賞は前記のほかに、15年中山グランドジャンプ(JGⅠ)、18年阪神スプリングジャンプ(GⅡ)、15年小倉サマージャンプ、17、18年阪神ジャンプS(GⅢ)を制して計6勝。
浜中騎手(栗東)通算1000勝あと5勝。江田照騎手(美浦)通算900勝あと6勝。勝浦騎手(美浦)通算900勝あと7勝。村田騎手(美浦)通算400勝あと8勝。加藤祥騎手(栗東)通算100勝あと1勝。柴田未騎手(栗東)通算100勝あと7勝。
浅見師(栗東)通算600勝あと1勝。昆師(栗東)通算400勝あと2勝。鹿戸雄師(美浦)通算300勝あと1勝。小笠師(美浦)通算200勝あと1勝。
17年ファンタジーS(GⅢ)に優勝したベルーガ(牝4歳、栗東・中内田厩舎)が7月25日付で競走馬登録を抹消された。今後はオーストラリアで繁殖馬となる予定。通算成績は8戦2勝。重賞は前記の1勝。
7月27日にイギリスのアスコット競馬場で行われるキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスステークス(GⅠ、芝2390m)に出走を予定しているシュヴァルグラン(牡7歳、栗東・友道厩舎)が、ニューマーケット調教場のアルバハスリ ポリトラックコースでO.マーフィー騎手を背に5Fの追い切りを消化した。マーフィー騎手:先週に引き続き、厩舎陣営がとてもいい調整をしてくれていて、今日もいい追い切りができました。少し暑くなって調整が難しい状況でも非常に良い状態をキープできていると思います。日本の皆さんが誇りに思えるようなレースをしたいと思います。
8月1日にイギリスのグッドウッド競馬場で行われるナッソーステークス(GⅠ、芝1980m)に出走を予定しているディアドラ(牝5歳、栗東・橋田厩舎)が、現地時間の7月23日、ニューマーケット調教場のアルバハスリ ポリトラックコースでO.マーフィー騎手を背に7Fの追い切りを消化した。マーフィー騎手:素晴らしい反応でとてもいい走りをしていましたので、いい状態にあると思います。前走は馬場状態が悪かったので度外視していいと思います。昨年12月に香港カップで対戦して、とてもいい馬だと思っていました。
新ひだか町の北海道市場で7月16日、HBA日高軽種馬農協の主催による北海道市場「セレクションセール/サラブレッド1歳」が開催された。※詳報は競馬ブックSmart、競馬ブックweb、webライトの各コラム、または週刊競馬ブックの日高通信365に記載しております。
7月21日に函館競馬場で行われた今年最初のJRA2歳重賞競走となるGⅢ函館2歳Sにおいて、キズナ産駒のビアンフェ(牡2歳、栗東・中竹和也厩舎)が逃げ切り勝ちを飾り、キズナ(牡9歳、父ディープインパクト)は本邦初年度産駒がデビューした2歳新種牡馬の中で最初のJRAグレードサイアーとなった。※詳報は競馬ブックSmart、競馬ブックweb、webライトの各コラム、または週刊競馬ブックの日高通信365に記載しております。
2004年のダービー馬で、10年、11年のJRAチャンピオンサイアーとしても知られるキングカメハメハ(牡18歳、父キングマンボ)が、種牡馬を引退することが明らかになった。※詳報は週刊競馬ブックの日高通信365に記載しております。
北海道市場の「セレクションセール」開催週となった7月14日から17日の4日間、日高町のブリーダーズスタリオンステーションで「オープンファーム」が開かれ、繋養種牡馬のプロモーション活動が行われた。※詳報は週刊競馬ブックの日高通信365に記載しております。
JBBA日本軽種馬協会による「第1回担い手研修~軽種馬生産の担い手を対象とした経営支援に係る研修~」が6月27日、新ひだか町の日高生産連ビルで始まった。※詳報は週刊競馬ブックの日高通信365に記載しております。
HBA日高軽種馬農協はこのほど、2018年生まれのサラブレッド1歳の販売希望馬をまとめた軽種馬販売情報誌「Currere(クレレ)vol.28」を発刊し、馬主や調教師などの購買関係者へ送付した。※詳報は週刊競馬ブックの日高通信365に記載しております。
99年の中山大障害(JGⅠ)を制したゴッドスピードが死んだことがジャパン・スタッドブック・インターナショナルから発表された。同馬は宮城県大崎市の斉藤牧場にて繋養されていた。25歳だった。通算成績は37戦12勝。重賞は前記のほか、96年小倉3歳S、96年府中3歳S(ともにGⅢ)を制し、計3勝。斉藤恵美子氏(所有者):ここ数カ月余り体調が良くなく放牧もあまりできない日々を過ごしていました。亡くなる当日は、久しぶりに体調が回復し、仲のいい牧場のみんなと一緒に放牧することができました。その後、放牧地の一番高い場所で倒れているのを発見しました。最後に牧場のみんなと過ごし、牧場を見渡せる場所で亡くなったので、彼は本望だったかと思います。ファンの皆様にはこの場を借りてお礼申し上げます。
7月21日の福島競馬第11Rでリライアブルエース(牡6歳)が1着となり、同馬を管理する矢作芳人調教師(58歳、栗東)が05年3月5日の管理馬初出走から6314戦目でJRA通算600勝を達成した。現役12人目。重賞はディープブリランテで制した12年東京優駿、ラヴズオンリーユーで制した今年の優駿牝馬など7つのGⅠを含む33勝。矢作師:現地には行けなかったのですが、大好きな福島競馬場で600勝という記録を成し遂げることができ、嬉しく思っております。オーナーや牧場関係者、厩舎スタッフ、そしていつも応援していただいているファンの皆さんに心から感謝しております。次の1勝を目指し、これからも努力して参りますので、応援のほど、よろしくお願いします。
7月21日の福島競馬第10Rでグラスブルースが1着となり、同馬に騎乗した木幡巧也(23歳、美浦・牧厩舎所属)が16年3月5日のJRA初騎乗から2215戦目でJRA通算100勝を達成した。現役92人目。重賞はローズプリンスダムで制した17年レパードS(GⅢ)の1勝木幡巧騎手:ずっと乗せていただいていた馬でしたので、チャンスはあると思っていました。勝利数を重ねて100勝が見えていたので、福島で達成したいと思っていました。同期には既に100勝を達成している騎手がいますし、自分も一歩一歩技術を磨いて、ひとつひとつ勝てるように頑張っていきます。
7月21日の函館競馬第3Rでキュウドウクンが1着となり、同馬に騎乗した阿部龍騎手(24歳、北海道・角川厩舎所属)が12年9月2日のJRA初騎乗から18戦目でJRA初勝利を挙げた。阿部龍騎手:デビュー年からJRAには遠征させていただいてましたので、ようやく勝つことができて嬉しいです。森調教師にはたくさん乗せていただいているので結果が出せて良かったです。これからも北海道競馬を含め、もっと勝てるように頑張っていきたいです。