KNNニューストピックス

● 3頭が3着同着!――京都11R室町S(10/20)

10月20日の京都競馬第11R室町Sにおいて、ファリダット、タンジブルアセット、ワールドワイドの3頭が3着同着となった。3頭が同着となるのは03年9月6日の1回札幌7日目8R以来で、JRA史上4回目。
また、3頭が3着同着となったのは1955年2月12日の1回中京7日目9R以来2回目。同レースは7頭立て(複勝は2着払い)で、勝馬投票券の払い戻しに関連する3頭同着は、今回が初めて。
【3頭同着の過去の例】
1955年2月12日1回中京7日目9R(7頭立て)
ミユキ、ラントウ、ザルソカイン(3着同着)
1992年3月14日1回中京3日目4R(11頭立て)
プリティプリティ、カネクラコバン、ブラウンレディ(5着同着)
2003年9月6日1回札幌7日目8R(14頭立て)
ペガサスホープ、テンザンキラメキ、ダイアナショー

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● 西谷誠騎手、開催日4日間の騎乗停止(10/20)

20日(土)の京都競馬第4Rにおいて、タマモアルプスが1周目6号障害飛越時に急に外側に斜飛し、ロードアリエスの走行を妨害したため、失格(9位入線)となった。このことについて、タマモアルプスに騎乗した西谷誠騎手(36歳、栗東・フリー)は10月27日から11月4日まで開催日4日間の騎乗停止となった。

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● 調教師記録達成あと少し(10/19)

大江原師(美浦)通算200勝あと1勝。須貝尚師(栗東)通算100勝あと1勝。

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● 柴田大知騎手が落馬負傷、菊花賞コスモオオゾラは岩田騎手に(10/19)

柴田大知騎手(35歳、美浦・フリー)が、10月18日(木)の川崎競馬第8Rにおいてマイネルパルフェに騎乗し、競走中に落馬、負傷した(右肺挫傷、左第9、10肋骨骨折、第1、2腰椎横突起骨折)。これにより、同騎手が騎乗予定だった土曜東京の6鞍と、日曜京都の5鞍の計11鞍が騎手変更となった。
21日の菊花賞で騎乗予定だったコスモオオゾラは、岩田康誠騎手に騎手変更となる。

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● レインボーペガサスが骨折(10/18)

昨年の関屋記念(G3)の勝ち馬で、10月14日のアイルランドトロフィーで7着だったレインボーペガサス(牡7歳、栗東・鮫島厩舎)が、左第1指骨剥離骨折を発症していることが判明した。今後、3カ月以上の休養を要する見込み。

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● ディープブリランテが菊花賞回避(10/18)

今週の菊花賞に出走を予定していた、ダービー馬ディープブリランテ(牡3歳、栗東・矢作厩舎)が追い切り後に、右前脚の不安が見つかったために、同レースへの出走を取りやめた。

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● M.デムーロ、I.メンディザバル両騎手が短期免許を取得(10/18)

JRAは18日、ミルコ・デムーロ騎手(33歳、イタリア)、イオリッツ・メンディザバル騎手(38歳、フランス)の2騎手に短期免許を交付すると発表した。詳細は以下の通り。
○ミルコ・デムーロ騎手
【期間】
10月20日〜11月19日
【身元引受調教師】
大久保龍志調教師(栗東)
【身元引受馬主】
吉田千津氏
○イオリッツ・メンディザバル騎手
【期間】
10月29日〜11月25日
【身元引受調教師】
須貝尚介調教師(栗東)
【身元引受馬主】
吉田勝己氏

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● ジェンティルドンナはジャパンCへ(10/18)

秋華賞を制し、史上4頭目の牝馬三冠を達成したジェンティルドンナ(牝3歳、栗東・石坂厩舎)はこの後、11月25日のジャパンC(G1、東京、芝2400m)に向かう。

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● アドマイヤグルーヴが死亡(10/17)

03、04年のエリザベス女王杯の覇者で、引退後はノーザンファームで繁殖牝馬として供用されていたアドマイヤグルーヴ(牝12歳)が10月15日(月)、ノーザンファーム(北海道勇払郡安平町)で死亡した。
◆ノーザンファーム代表・吉田勝己氏のコメント
「昨日(15日)の朝8時30分頃、放牧から戻ってきた際の様子がいつもと違うので、経過観察していたところ、突然倒れ息を引き取りました。解剖したところ胸部に出血が確認されました。引退して繁殖牝馬となってからもファンの皆様から応援をいただいていた馬でもあり、スタッフ一同、大変残念に思っております。同馬の冥福を心から祈りたいと思います。」

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● BTC引退名馬の助成金交付申請、受付開始(10/14)

BTC軽種馬育成調教センターではこのほど、引退名馬繋養展示事業の2013年度助成金交付申請の受付を開始した。
同事業は引退名馬等の功績を讃えるとともに、多くの人々に対し競馬を理解してもらうため、競走馬として活躍した引退名馬らを繋養展示している所有者に対して助成金を交付するもの。今年度は10月1日現在で、ハギノカムイオー(牡33歳)、ミホシンザン(牡30歳)、ユキノローズ(牝30歳)など218頭が助成を受けている。
助成対象馬となるのは、(1)JRA重賞競走またはNARダート交流重賞競走の勝ち馬、(2)競走及びそのほかの用途から引退していずれの用途にも使われることなく、余生を送るためだけに繋養されている馬、(3)各団体の競走馬・繁殖・乗馬・乗用馬登録を抹消されていること、(4)競馬ファンなどに常時展示し、ふれあえる施設に繋養されていること、(5)14歳以上(13年度は1999年以前に誕生)の馬。以上の条件をすべて満たす馬となっている。
詳細はBTC軽種馬育成調教センター(http://www.b-t-c.or.jp Tel.042-358-1173 FAX.042-358-1174)まで。申請締め切りは11月16日(午後5時必着)となっている。

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● 「馬産地見学ツアー」開催、100頭の名馬と対面(10/14)

今年で4回目を迎える「2012年秋北海道馬産地見学ガイドツアー」が、10月4日から6日まで2泊3日の日程で開催され、40名の参加者が100頭を超す名馬たちとの対面を胸に刻んだ。
このツアーはJBBA日本軽種馬協会などが企画・監修。20を超える種馬場や生産牧場、軽種馬関連施設を回り、通常では見学不可の名馬や繁殖牝馬に出会える“プレミア・ツアー”であることから人気が高く、今年は40名の定員に対し200名近い応募があったという。
全国から新千歳空港に集まった一行は、チャーターバスで馬産地・日高へ向け出発。初日はビッグレッドファームや優駿スタリオンステーション、アロースタッド、レックススタッドといった種馬場を、2日目はJRA日高育成牧場、イーストスタッド、日高スタリオンステーション、JBBA静内種馬場、ノルマンディーファームなどを、3日目はダーレージャパンスタリオンコンプレックス、ブリーダーズスタリオンステーション、社台スタリオンステーション、門別競馬場、ノーザンホースパークといった施設などを精力的に見て回った。
ツアーでは牧場関係者との懇親会や地元食材を生かした食事なども堪能。早朝から夕方まで分刻みのハードスケジュールだったが、参加者は疲れも見せず目の前に現れる名馬の姿に感動していた。

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● 「沙流ユーカラ街道」バスツアーでホッカイドウ競馬を見学(10/14)

平取町と日高町の歴史や文化、豊かな自然、馬産地の魅力に触れる「沙流ユーカラ街道」無料シャトルバスツアーが9月20日、沙流ユーカラ街道活性化協議会の主催で行われ、札幌市近郊から参加した約20名が、ホッカイドウ競馬グランシャリオナイターを楽しんだ。
同協議会は日高・平取両町の行政・経済団体により構成。ツアーは両町の地域活性化を目的とし、JR札幌駅を発着に11月中旬まで試験運行されている。
この日、ホッカイドウ競馬を見学したのは「沙流川の歴史文化と馬産地日高を訪ねる旅〜ニシパの恋人コース〜」のツアー一行。札幌を出発した参加者は日高町の門別図書館郷土資料館や沙流さけ・ますふ化場、平取町の二風谷アイヌ文化施設、義経神社などを回り、最後に門別競馬場を訪問した。
ほとんどの参加者は競馬を知らない初心者。場内ではHRA北海道軽種馬振興公社の職員がガイド役を務め、スタンドやコース、パドックを見て回った。

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● JRA2歳王者メジロベイリーが青森へ移動(10/14)

2000年のJRA2歳王者で、新冠町のビッグレッドファームに繋養されていたメジロベイリー(牡14歳、父サンデーサイレンス)が10月4日、青森県の東北牧場へ移動した。来シーズンからは新天地で種牡馬生活を続ける。
同馬は00年9月に札幌でデビュー。4戦目で勝ち上がると、続く朝日杯3歳Sを連勝してG1タイトルを手にした。その後、骨折が判明し1年以上の休養を経て復帰したが、再び脚部不安を発症。通算7戦2勝の成績を残し、現役を引退した。1998年のG1天皇賞・春を制したメジロブライトは半兄。同期にはジャングルポケット、アグネスタキオン、クロフネなどがいる。
現役引退後の05年から青森県の諏訪牧場で種牡馬入り。東北地区では数少ないサンデーサイレンスの後継として人気を集めていたが、09年シーズンから北海道に拠点を移していた。代表産駒にメジロマリアン(JRA3勝)、メジロハクリュウ(JRA2勝)、ウィードパワー(北海道・ブリーダーズゴールドジュニアC)などがいる。
4シーズンに渡り管理した同ファームでは「短い間でしたが頑張ってくれました。青森でも種牡馬を続けると聞いていますので、活躍してくれることを期待しています」とエールを送っていた。

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● 『フューチュリティVol.50』発刊、ジェイエス(10/14)

新ひだか町の軽種馬専門商社潟Wェイエスはこのほど、種牡馬と世界の競馬情報誌『フューチュリティVol.50』(2012年秋号)を発刊した。
同誌は1988年に創刊。生産者や馬主、調教師など競馬関係者を主要読者層に毎年3月・9月の年2回発行し、今回で創刊50号の節目を迎えた。
今号は、本年生まれが初産駒となる新種牡馬9頭の産駒写真を紹介した「2012初産駒特集」と、世界主要国のクラシック勝ち馬を紹介した「世界のクラシックホース」の2つがメイン。また、創刊50号記念特別企画として、表紙を飾った欧米の歴代チャンピオンサイアーを掲載しているほか、特別付録として『北海道牧場マップ』も別冊で付けた。
定価は2000円(本体価格1905円)。JRA主要競馬場、ウインズPRコーナー、全国主要書店で取り扱っているほか、通信販売も利用できる。問い合わせは潟Wェイエス(Tel.0146-42-2544 http://jscompany.jp/)まで。

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● ノーザンホースパークで「秋のグルメウォーク2012」開催(10/14)

苫小牧市のノーザンホースパークで9月30日、場内を散策しながら北海道の秋の味覚を楽しむ「秋のグルメウォーク2012」が開催された。
このイベントは同パークの景色を眺めながらグルメポイントを歩いて回る新感覚のグルメウォーク。当日はあいにくの雨模様となったが、苫小牧・千歳・札幌市などから約30名が参加した。
参加者は場内をウォーキングしながら複数のグルメポイントで、じゃがバター、とうもろこし、かぼちゃのスープ、ビーフシチューといった、地元食材を使用した秋の味覚に舌鼓。お腹を満たした後は厩舎見学ツアーも行われ、現場で働くスタッフが馬や厩舎施設について詳しく説明した。
厩舎ではアドマイヤジュピタ、アロンダイト、トウカイポイント、デルタブルースといった同パークで活躍するかつてのG1ウイナーたちも歓迎。参加者たちに元気な姿を見せていた。
なお、同パークでは次回のイベントとして10月27日に「第7回ノーザンホースパークハロウィン」と「チャリティ仮装ナイトパーティ」を予定している。詳細はノーザンホースパーク(.0144-58-2116 http://www.northern-horsepark.co.jp/)まで。

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● 2歳新種牡馬ブラックタイドが重賞初制覇(10/14)

10月6日に京都競馬場で行われたG2デイリー杯2歳Sにおいて、ブラックタイド産駒のテイエムイナズマ(牡2歳、栗東・福島信晴厩舎)が優勝し、今年、初年度産駒をデビューさせたブラックタイド(牡11歳、父サンデーサイレンス)は、2歳新種牡馬の重賞制覇一番乗りを果たした。
ブラックタイドはディープインパクトの全兄。2001年のセレクトセール出身馬では同年5番目の高額となる1億185万円で取引された。競走成績はG2スプリングSなど22戦3勝。鎬を削った同期にキングカメハメハ、ダイワメジャー、コスモバルクらがいる。
現役引退後の09年に日高町のブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬入り。ディープインパクトを凌ぐ雄大な馬体、血統背景、リーズナブルな種付料設定から人気が高く、種付数は初年度から150頭、143頭、166頭、170頭と4年連続で100頭を超えている。
78頭が血統登録している初年度産駒は出だしから好調で、5月にはホッカイドウ競馬で早々と勝利を挙げ、今年の2歳新種牡馬初勝利第1号を記録。今回の重賞制覇で“ダブル”を達成し、ファーストシーズンサイアーランキングでも、デビューした34頭中9頭(13勝)が勝ち上がり、トップをキープしている(10月12日現在)。
孝行息子の快走に同SSでは「初年度産駒から重賞勝ち馬が誕生したのは嬉しい限りです。芝・ダート双方で結果を出していますので、今後の活躍がますます楽しみになってきました」と声を弾ませていた。

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● 横山典弘騎手がJRA通算1万6000回騎乗達成(10/14)

10月14日の京都競馬第3Rで横山典弘騎手(44歳、美浦・フリー)がシュミットに騎乗し、JRA通算1万6000回騎乗を達成した。史上6人目、現役では5人目。記録達成時点でJRA通算2341勝。重賞は136勝で、うちG1では日本ダービー(09年ロジユニヴァース)、天皇賞(96年春サクラローレル、04年春イングランディーレ、09年秋カンパニー)、皐月賞(98年セイウンスカイ)、菊花賞(同)など21勝を挙げている。
横山典騎手:1万6000回も騎乗した実感はありませんが、こんなにも多くのチャンスを頂いた馬主、調教師や厩舎関係者に大変感謝しています。今後もひとつひとつ大事に騎乗して記録を伸ばしていきたいと思います。応援よろしくお願いします。

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過去のニュース【2012年】
11月 4〜10日 11〜17日 18〜24日
10月 7〜13日 14〜20日 21〜27日 28〜3日
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