KNNニューストピックス

● 吉田隼人騎手、開催日4日間の騎乗停止(11/10)

10日(土)の福島競馬第11Rにおいて、シュガーヒルが3角で急に内側に斜行し、クローバーリーフの走行を妨害した。被害馬が先着したため着順の変更はなかったが、このことについて、シュガーヒルに騎乗した吉田隼人(28歳、美浦・フリー)は11月17日から11月25日まで開催日4日間の騎乗停止となった。

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● 中井裕二騎手、開催日4日間の騎乗停止(11/10)

10日(土)の福島競馬第3Rにおいて、マイネルオードビーが1角で急に内側に斜行し、ラフルネーズ、フューチャステップ、キングデザイヤーの走行を妨害したため、16着に降着(8位入線)となった。このことについて、マイネルオードビーに騎乗した中井裕二騎手(19歳、栗東・長浜厩舎所属)は11月17日から11月25日まで開催日4日間の騎乗停止となった。

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● 調教師記録達成あと少し(11/10)

橋口師(栗東)通算900勝あと2勝。田中清師(美浦)通算400勝あと2勝。大江原師(美浦)通算200勝あと1勝。

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● 外国馬の来日日程――ジャパンC(11/9)

11月25日のジャパンC(G1、東京、芝2400m)に出走予定の外国選出馬5頭が、下記の通り来日する。
○ジャッカルベリー、マウントアトス、レッドカドー
11月14日(水) 6時00分成田空港着
到着後、競馬学校へ移動
○スリプトラ
11月12日(月) 6時40分成田空港着
到着後、競馬学校へ移動
○ソレミア
11月14日(水) 7時25分成田空港着
到着後、競馬学校へ移動

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● マウントアトスがジャパンCの招待受諾(11/9)

11月25日のジャパンC(G1、東京、芝2400m)に予備登録のあった外国馬のうち、イギリスのマウントアトス(セン5歳、L.クマーニ厩舎)が招待を受諾した。これで同競走の招待受諾馬は5頭となった。

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● 野元昭嘉騎手が松田博厩舎所属に(11/8)

フリーだった野元昭嘉騎手(36歳、栗東)は、11月13日付けで栗東・松田博厩舎所属となる。

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● R.ムーア、C.ルメール両騎手が短期免許を取得(11/8)

JRAは8日、ライアン・ムーア騎手(29歳、イギリス)、クリストフ・ルメール騎手(33歳、フランス)の2騎手に短期免許を交付すると発表した。詳細は以下の通り。
○ライアン・ムーア騎手
【期間】
11月10日〜12月24日
【身元引受調教師】
堀宣行調教師(美浦)
【身元引受馬主】
吉田和子氏
○クリストフ・ルメール騎手
【期間】
11月10日〜12月25日
【身元引受調教師】
橋口弘次郎調教師(栗東)
【身元引受馬主】
吉田照哉氏

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● トレイルブレイザーが帰国(11/8)

11月3日に米・サンタアニタ競馬場で行われたブリーダーズカップターフに出走したトレイルブレイザー(牡5歳、栗東・池江寿厩舎)が、11月8日(木)8時21分に成田国際空港に到着した。同馬は輸入検疫のため、競馬学校に10時55分に入厩した。

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● ギュスターヴクライが引退、乗馬に(11/7)

今年の阪神大賞典(G2)を制したギュスターヴクライ(牡4歳、栗東・荒川厩舎)が11月8日付で競走馬登録を抹消される。今後は滋賀県東近江市の忍者ホースクラブで乗馬となる予定。通算成績は19戦5勝。重賞は上記の1勝。

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● 3調教師が勇退(11/7)

坂本勝美調教師(57歳、美浦)、嶋田功調教師(66歳、美浦)、保田一隆調教師(60歳、美浦)が勇退届を提出し、平成24年11月20日をもって調教師を勇退する。

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● 「トレーディングセール」3年連続で中止(11/7)

HRA北海道軽種馬振興公社、HBA日高軽種馬農協、北海道馬主会などで組織するホッカイドウ競馬トレーディングセール推進協議会は、11月16日に門別競馬場で予定していた現役競走馬のセリ「ホッカイドウ競馬トレーディングセール」の開催中止を決めた。
同協議会ではセールに向け上場馬を募集。しかし、申込頭数が50頭に満たなかったため開催を取り止めた。開催中止は3年連続となる。
トレーディングセールは軽種馬の新たな流通経路の定着と、その拡大を通じての馬産地の活性化を図るもの。2001年に試験的に導入され、09年まで毎年開催されていた。過去の取引馬からはモエレエターナル(南関東・ニューイヤーC)、モエレエキスパート(G2弥生賞3着)などの活躍馬が輩出。馬産地競馬の特性を生かすセールとして、地方競馬馬主をはじめとする関係各方面から高い支持を得ていただけに、開催中止を残念がる声が多く聞かれている。

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● テレグノシスが種牡馬引退(11/7)

2002年のNHKマイルC優勝馬で、新ひだか町のレックススタッドに繋養されていたテレグノシス(牡13歳、父トニービン)が今シーズン限りで種牡馬を引退することになった。今後は札幌市のモモセライディングファームで乗用馬として再出発する。
同馬は01年11月にデビュー。2戦目で初勝利を挙げると、02年のG1NHKマイルCを内国産馬として初めて制した。古馬になると03年のG2京王杯スプリングC、04年のG2毎日王冠を制覇。フランス、香港のG1を含め、デビュー6戦目から引退まで32戦連続で重賞に出走するなど、長きに渡りマイル戦線の常連として活躍した。タニノギムレット、ノーリーズン、ヒシミラクル、シンボリクリスエス、デュランダル、アサクサデンエンらと同期になる。通算成績は37戦5勝(うち海外4戦)。総獲得賞金は4億5376万2700円(海外分は円換算)。
現役引退後の07年にレックススタッドで種牡馬入り。10年に初年度産駒のマイネイサベルがG3新潟2歳Sを制し、2歳新種牡馬の重賞勝利一番乗りを果たしたが、その後活躍馬が続かなかったこともあり、種牡馬引退が決まった。
同スタッドでは「マイネイサベルが府中牝馬Sを勝った時にはすでに退厩していました。新天地で元気に過ごしてほしいです」と愛馬にエールを送っていた。

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● 「障がい者乗馬大会」開催(ライディングヒルズ静内)(11/7)

新ひだか町の乗馬施設「ライディングヒルズ静内」で10月13日、14日、「第3回障がい者乗馬大会」が開催され、約20名の障がい者が馬と触れ合いながら競技を楽しんだ。
この大会は障がい者団体や施設、ライディングヒルズらで組織する実行委員会の主催。障がいを持つ人に馬と触れ合うことの素晴らしさ、乗馬の楽しさを感じてもらうと同時に、障がい者福祉への更なる理解を深めるために行われた。
13日には障がい者乗馬の介助法を学ぶボランティア講習と乗馬クリニックを実施。14日には参加者が「ジムカーナ」や「玉入れ」「スラローム」といった競技に汗を流した。
会場には酒井芳秀新ひだか町長も来場。参加者の頑張りに拍手を送っていた。

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● スタンド改築のJRA札幌競馬場で「安全祈願祭」(11/7)

今年の夏の開催終了後から大改修工事が進められているJRA札幌競馬場で10月25日、「札幌競馬場スタンド改築その他工事安全祈願祭」が執り行われた。
安全祈願祭にはJRA日本中央競馬会の亀井慎一施設部長、札幌馬主協会の岩本允会長と下河辺俊行副会長、JRAファシリティーズ(株)の吉田啓二常務取締役、札幌競馬場の谷崎潤場長、工事関係者、地元自治会長など約50名が出席。札幌市の三吉神社から神職を招き、祭壇に玉櫛を捧げて工事の安全を祈願した。
神事の後の直会で谷崎場長は「長年に渡り親しまれてきた旧スタンドと同じように、新しいスタンドも札幌の地に溶け込んだものにしたい。完成を機に新たな競馬ファンを獲得し、地元の方に親しまれるような競馬場、観光客がお越しいただけるような競馬場を目指すよう努力していきます」と挨拶。
岩本会長は「他場の改築が進む中、札幌競馬場が一番最後になってしまいました。厳しい経済情勢ですがなんとか実現でき、嬉しく思います。生産地にある競馬場として馬主だけでなく子供たちや家族連れでも楽しめるよう願っています」と完成を心待ちにした。
新スタンドは地下1階、地上5階で屋内面積は約3万平方メートル。総工費は約105億円で、2014年6月まで行われる。スタンドは年間利用の「パークウインズ棟」と札幌競馬開催日のみ利用の「スタンド棟」に区分。スタンド棟は開放感あふれるスペースで北海道の夏を満喫でき、パークウインズ棟は座席数を増やし、気密性を高め、厳冬期でも快適に観戦できるようになる。また、スタンドの一部屋上には「テラス席」を設置。パドックからコースまでの馬の動線には「ハナミチ」が設けられる。
コンセプトは「四季を通じた快適空間『新・札幌競馬場』」、「サラブレッドの迫力と緑が奏でる『新・札幌競馬場』」。馬産地に近い競馬場として軽種馬関係者もリニューアルを楽しみにしている。

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● 社台SSが『2013年出産予定馬名簿』を作成(11/7)

ディープインパクト、キングカメハメハ、シンボリクリスエスなど、日本を代表するトップサイアーを数多く繋養する安平町の社台スタリオンステーションはこのほど、繋養種牡馬の今シーズンの種付データを網羅した2013年出産予定馬名簿『SHADAI STALLION STATION The Covering List 2012』を作成した。
同SSは今シーズン、31頭の種牡馬陣で4297頭に交配。うち9頭が種付頭数200頭の、14頭が100頭の大台に乗せる忙しいシーズンを過ごした。
名簿にはヴィクトワールピサ、カジノドライヴ、キャプテントゥーレ、ダノンシャンティ、ドリームジャーニー、ワークフォースといったニューフェイスを含め、30頭の種牡馬が種付けした繁殖牝馬名、血統、出生予定日、飼養者などの種付データを記載。来年の出産予定情報がわかるようになっている。

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● 「ワークショップ(馬の学習会)」開催(門別競馬場)(11/7)

ホッカイドウ競馬の拠点である門別競馬場で10月28日、子供たちを対象とした「ワークショップ(馬の学習会)」が開催され、日高・胆振から参加した約50名の親子連れが、ホッカイドウ競馬や馬文化について理解を深めた。
ワークショップは日高町の「とねっこピアノコンサート実行委員会」の主催。これからの馬文化を担う子供たちの育成を図る目的で行われた。
当日はスタンドから調教の様子を見学した後、「ポラリス☆ドーム」でNOSAI日高の扇谷学獣医師による「お馬さんのことを勉強しよう」という学習会を実施。日高の人と馬、馬の成長、睡眠時間、毛色などをクイズ形式で学んだ。
学習会では午前中の調教を終えたばかりの川島雅人騎手、櫻井拓章騎手も登場。「どうして騎手になったんですか?」「怪我をしたことはありますか?」といった子供たちからの質問に答えた。
なお、同実行委員会では12月2日に日高町の門別総合町民センターで、「とねっこピアノコンサートVOL.3『パストラル』〜競馬のある一日〜」を開催予定。当日は午後1時30分開場、午後2時開演で、入場は無料となっている。

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● ダービー馬ディープブリランテが社台SSで種牡馬入り(11/7)

今年のダービー馬ディープブリランテ(牡3歳、父ディープインパクト)が10月26日、安平町の社台スタリオンステーションに入厩した。来シーズンから第2の生活をスタートさせる。
同馬は2009年のセレクトセール出身馬。2日目の当歳セッションにパカパカファームから上場されると、ノーザンファームに3255万円で購買された。
昨年10月の新馬戦でデビュー勝ち。続くG3東京スポーツ杯2歳Sで重賞初勝利を飾った。今年はG3共同通信杯2着、G2スプリングS2着、G1皐月賞3着と惜敗が続いたが、G1ダービーでは先行策から直線抜け出し、フェノーメノの追撃をハナ差抑えて優勝。05年の覇者ディープインパクトに続く、史上7組目の父仔2代ダービー制覇という偉業を成し遂げた。
7月にはダービー馬の称号を携え、英国のG1キングジョージ六世&クイーンエリザベスSに出走。今秋はG1菊花賞を目指し調整されていたが、最終追い切り後に右前屈腱炎が判明したため、関係者が協議した結果、現役引退が決まった。通算成績は7戦3勝(うち海外1戦)、総獲得賞金は2億9205万6000円。
10月26日付で競走馬登録を抹消され同SSへ移動したダービー馬は翌27日、報道陣に公開。悠然とした態度で撮影に応じた。体高164センチは父ディープインパクト、祖父サンデーサイレンスと同じ。500キロを超える馬体は大物感を漂わせた。
ディープインパクト産駒の種牡馬入りはトーセンホマレボシに次いで2頭目。G1ホースでは初めての後継となるだけに関係者の期待は大きい。同SS事務局の徳武英介氏は「走っている時の印象より伸びがあって大きく見せますね。手先が軽くて柔らかな身のこなしは父譲り。ディープインパクト後継種牡馬の筆頭と言われるような存在になってほしいですね」とエールを送っていた。産駒には祖父、父に続くダービー3代制覇の夢が託される。

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● 山内研二調教師がJRA通算700勝達成(11/4)

4日(日)の福島競馬第10Rでケイアイユニコーンが1着となり、同馬を管理する山内研二調教師(63歳、栗東)はJRA通算700勝を達成した。現役9人目。重賞は46勝で、G1(Jpn1)は02年桜花賞(アローキャリー)、宝塚記念(ダンツフレーム)、00年桜花賞(チアズグレイス)、オークス(シルクプリマドンナ)、96年皐月賞(イシノサンデー)、95年宝塚記念(ダンツシアトル)の6勝。
山内師:この社会に入って、馬を通じて知り合った方々に感謝しております。現在お預かりしている馬やこれからめぐり合う馬の全能力を発揮できるように、スタッフと協力してこれからも頑張ります。

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● 和田竜二騎手がJRA通算800勝(11/4)

4日(日)の京都競馬第8Rでラディアーレに騎乗して1着となった和田竜二騎手(35歳、栗東・フリー)が中央競馬史上39人目、現役では19人目となるJRA通算800勝を達成した。96年3月の初騎乗以来11096戦目。重賞では30勝。テイエムオペラオーとのコンビで、2000年天皇賞(春)、天皇賞(秋)などG1で7勝を挙げている。
和田竜騎手:この数字は師匠の岩元先生のおかげだと思っています。あと1勝まで迫った1Rでは勝ったと思っていたのに負けていて、気持ちが途切れそうになりましたが、馬が頑張ってくれました。最初は勝てない時もありましたし、僕より勝っている後輩もいるので負けないように勝ち星を積み上げたいです。今年もまだまだレースが残っていますし、たくさん乗せてもらっているので、勝率も上げていきたいです。多く勝てるように頑張ります。これからは大きいレースでも声をかけてもられるような、信頼してもらえる騎手になりたいです。応援よろしくお願いします。

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● 丸山元気騎手JRA通算200勝(11/4)

4日(日)の福島競馬第5Rでシルクキングリーに騎乗して1着となった丸山元気騎手(22歳、美浦・根本厩舎所属)が09年3月の初騎乗以来2532戦目にしてJRA通算200勝を達成した。重賞では11年の新潟大賞典(G3、セイクリッドバレー)で勝利を挙げている。
丸山騎手:今年なかなか勝てなかったので、もう少し早く達成したかったです。今後は重賞でも結果を残せるように日々努力して300勝、400勝を達成したいです。

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● 小牧太騎手乗り替わり(11/4)

小牧太騎手(45歳、栗東・フリー)は落馬負傷のため乗り替わりとなった。
【京都2日目競馬】
3Rアンジュエ→川須栄彦
6Rイキ→秋山真一郎
7Rグレイスフルリープ→川須栄彦
8Rシゲルケンシン→岩田康誠
9Rアドマイヤプリンス→安藤勝己
11Rナイスミーチュー→藤田伸二
12Rテーオールネサンス→川須栄彦

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● トレイルブレイザーの関係者のコメント(11/4)

3日(日本時間11月4日)にアメリカのサンタニアパーク競馬場で行われたブリーダーズカップターフ(G1、芝12F)で4着に入線したトレイルブレイザー(牡5歳、栗東・池江寿厩舎)の関係者のコメントは次の通り。
池江泰寿師:馬もスタッフもよく頑張ってくれました。武騎手も思い通りの競馬で完璧に乗ってくれましたが、最後は欧米馬の力を見せつけられました。勝ちに行った競馬だったので、今は清々しい気持ちです。日本に戻ってからもG1レースで活躍できるよう、頑張っていきたいと思います。ブリーダーズカップ参戦の機会を下さったオーナーに大変感謝しています。
武豊騎手:スタッフも馬もベストを尽くし、この馬のレースができたと思います。決してこの結果に満足しているわけではありませんが、馬もよく頑張ったと思います。いい形でスムースに最後のコーナーを回ることができたので、あそこまでいったら勝ちたかったというのが本音ですが、相手が強かったということでしょう。悔いがないかといえば、まったくないわけではありませんが、力は出し切ったと思います。

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● トレイルブレイザーは4着――BCターフ(11/4)

11月3日(日本時間11月4日)にアメリカのサンタニアパーク競馬場で行われたブリーダーズカップターフ(G1、芝12F)で、日本調教馬として初めて参戦したトレイルブレイザー(牡5歳、栗東・池江寿厩舎、武豊騎手騎乗)は4着だった。大外枠から発馬を決めてスッと前へ。道中は5番手を手応え良く追走。3角を過ぎて外から上がって行き、直線入り口では2番手。そのまま前を交わすかと思われたが、ジリジリとしか伸びず4着だった。勝ったのはアメリカのリトルマイク(セン5歳、D.ローマンズ厩舎、ドミンゲス騎手騎乗)。タイムは2分22秒83。

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過去のニュース【2012年】
11月 4〜10日 11〜17日 18〜24日
10月 7〜13日 14〜20日 21〜27日 28〜3日
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