12月2日の阪神8Rにおいて、フジキセキ産駒のオースミレジスタ(牡5歳、栗東・南井克巳厩舎)が優勝し、フジキセキ(牡20歳、父サンデーサイレンス)はJRA通算1300勝を達成した。
同馬はサンデーサイレンスの初年度産駒。現役時代はG1朝日杯3歳S、G2弥生賞など4戦4勝の成績を残し、1995年に早来町(現・安平町)の社台スタリオンステーションで種牡馬入りした。1300勝はJRA歴代5頭目、内国産種牡馬では初めての記録。今年もG1マイルチャンピオンシップを制したサダムパテックなどを送り出し、自身5度目のJRA年間100勝へもあと2勝と迫っている。
名種牡馬として人気が高い同馬だが、2010年シーズンを最後に種付けを休止。今のところ2011年産の現1歳が最終世代となる。それでも種牡馬登録は継続しており、コンディションが整えば種牡馬復帰の可能性も残されている。
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