KNNニューストピックス

● ゴールドアグリが引退、乗馬に(12/15)

06年の新潟2歳S(G3)を制したゴールドアグリ(牡8歳、美浦・戸田厩舎)が12月15日付で競走馬登録を抹消された。今後は茨城県稲敷市のムラセファームで乗馬となる予定。通算成績は31戦4勝。重賞は上記の1勝。

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● 田辺裕信騎手がJRA通算300勝達成(12/15)

15日(土)の中山競馬第7Rでユーロビートが1着となり、同馬に騎乗した田辺裕信騎手(28歳、美浦・小西厩舎所属)はJRA通算300勝を達成した。現役では45人目。重賞は3勝。
田辺騎手:最近は印のつく馬に乗せてもらっているのがいい結果につながっています。また、余裕を持って乗ることができています。今年の成績は、昨年の88勝におよびませんが、昨年はうまくいき過ぎたと思いますので、今年は自分のペースで1つずつ勝てればいいと考えています。これからも応援よろしくお願いします。

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● レッドセシリアが骨折(12/15)

阪神ジュベナイルF(G1)で3着だったレッドセシリア(牝2歳、美浦・鹿戸雄厩舎)にヒザの骨折が判明。全治6カ月の診断が下され、休養することになった。

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● 調教師記録達成あと少し(12/14)

田中清師(美浦)通算400勝あと1勝。手塚師(美浦)通算300勝あと2勝。岡田師(栗東)通算200勝あと1勝。

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● アニメイトバイオが引退、繁殖へ(12/14)

2010年ローズSで優勝したアニメイトバイオ(牝5歳、美浦・牧厩舎)が12月14日付で競走馬登録を抹消された。今後は北海道勇払郡安平町のノーザンファームで繁殖馬になる予定。通算成績は27戦3勝。

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● アースサウンド引退、繁殖入り(12/14)

今年の浦和の交流重賞・オーバルスプリントの勝ち馬アースサウンド(牝5歳、美浦・和田道厩舎)が、12月15日付で競走馬登録を抹消される。今後は北海道沙流郡門別町の新井昭二牧場にて繁殖馬となる予定。通算成績は25戦6勝、重賞は上記の1勝。

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● エーシンヴァーゴウが引退、繁殖へ(12/12)

2011年セントウルS(G2)、アイビスSD(G3)を制し、同年のサマースプリントシリーズで優勝したエーシンヴァーゴウ(牝5歳、栗東・小崎厩舎)が12月12日付で競走馬登録を抹消された。今後は北海道浦河郡浦河町の栄進牧場で繁殖馬となる予定。通算成績は24戦7勝(うち海外1戦0勝)。

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● グランプリエンゼルが引退、繁殖へ(12/12)

09年の函館スプリントS(G3)を制したグランプリエンゼル(牝6歳、栗東・矢作厩舎)が12月12日付で競走馬登録を抹消された。今後は北海道日高郡新ひだか町の上村清志牧場で繁殖馬となる予定。通算成績は41戦5勝。重賞は上記の1勝。

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● 日本馬5頭が香港から帰国(12/12)

12月9日に香港のシャティン競馬場で行われた香港国際諸競走に出走した日本馬5頭(ジャガーメイル、グランプリボス、サダムパテック、カレンチャン、ロードカナロア)が12月11日、帰国した。ジャガーメイルは競馬学校に、関西馬4頭は三木ホースランドパークに輸入検疫のために入厩した。

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● 12月20日で6騎手が引退(12/12)

栗東の今村康成騎手(34歳、飯田明厩舎)、小林慎一郎騎手(31歳、音無厩舎)、芹沢純一騎手(44歳、鹿戸明厩舎)、野元昭嘉騎手(36歳、松田博厩舎)、渡辺薫彦騎手(37歳、沖厩舎)、美浦の鈴来直人騎手(30歳、小野次厩舎)が、12月20日で騎手を引退する。
引退後は、今村騎手は飯田明厩舎、小林慎騎手は音無厩舎、芹沢騎手は鹿戸明厩舎、野元騎手は松田博厩舎、渡辺薫騎手は沖厩舎、鈴来騎手は萩原厩舎で、それぞれ調教助手となる予定。

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● ニホンピロアワーズは東海Sへ(12/11)

12月2日のジャパンカップダート(G1、阪神、ダート1800m)を制したニホンピロアワーズ(牡5歳、栗東・大橋厩舎)は、1月20日の東海S(G2、中京、ダート1800m)を視野に入れて調整されることになった。

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● フジキセキがJRA通算1300勝を達成(12/9)

12月2日の阪神8Rにおいて、フジキセキ産駒のオースミレジスタ(牡5歳、栗東・南井克巳厩舎)が優勝し、フジキセキ(牡20歳、父サンデーサイレンス)はJRA通算1300勝を達成した。
同馬はサンデーサイレンスの初年度産駒。現役時代はG1朝日杯3歳S、G2弥生賞など4戦4勝の成績を残し、1995年に早来町(現・安平町)の社台スタリオンステーションで種牡馬入りした。1300勝はJRA歴代5頭目、内国産種牡馬では初めての記録。今年もG1マイルチャンピオンシップを制したサダムパテックなどを送り出し、自身5度目のJRA年間100勝へもあと2勝と迫っている。
名種牡馬として人気が高い同馬だが、2010年シーズンを最後に種付けを休止。今のところ2011年産の現1歳が最終世代となる。それでも種牡馬登録は継続しており、コンディションが整えば種牡馬復帰の可能性も残されている。

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● ダーレー・ジャパンがNAR年度代表馬フリオーソを導入(12/9)

日高町のダーレー・ジャパン(株)は12月4日、NAR年度代表馬フリオーソ(牡8歳、父ブライアンズタイム、船橋・川島正行厩舎)を、来春から日高町のダーレー・ジャパンスタリオンコンプレックスで供用することを発表した。
同馬の競走成績は38戦11勝(うちJRA5戦)。これまでにG1帝王賞2回、G1川崎記念、G1かしわ記念、G1ジャパンダートダービー、G1全日本2歳優駿などを制し、2007年、08年、10年、11年と4度、NAR年度代表馬に選出されている。総獲得賞金8億4544万6000円は地方所属馬としては歴代最高額。12月29日のG1東京大賞典をラストランに予定している。レース後には引退セレモニーを実施。年が明けた1月7日にも所属する船橋競馬場で引退式が行われる。
母系は仏英愛でG19勝を挙げ“鉄の女”と称されたトリプティクと同じ。3頭のダービー馬など多数の重賞勝ち馬を送り出すブライアンズタイムの後継として期待は大きい。
来春の種付料は未定。ダーレー・ジャパン(株)の三嶋健一郎代表は「ストリートセンス、キングズベストに続き、フリオーソを来年度から種牡馬入りさせることになりました。フリオーソは地方所属馬としてG1を6勝するなど大活躍し、ダーレーに大きな貢献をもたらしました。ブライアンズタイムの後継馬としても貴重で、種牡馬として大きな期待がかけられます。今後はその期待に応えられるような産駒を送り出して欲しい」とコメントしている。

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● ディープインパクトがJRA年間200勝を達成(12/9)

12月1日の中京12R犬山特別において、ディープインパクト産駒のハッピーアビラ(牝3歳、栗東・石坂正厩舎)が1着となり、ディープインパクト(牡10歳、父サンデーサイレンス)は、JRA年間200勝を達成した。
2005年のクラシック三冠などG1・7勝を挙げ、07年に安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入りした同馬は、今年11月17日に内国産種牡馬の年間勝利数の新記録となる185勝目を挙げると、その後も勝ち星を積み重ね、自身初の200勝に到達。リーディングサイアー争いでもJRA総合、2歳とも堂々トップを走っている。JRA年間200勝は06年のサンデーサイレンス(228勝)以来の快挙。産駒デビュー3年目での達成は新記録となる。
快記録達成に同SSでは「100勝でも凄いと思うのに200勝とは驚きです。ライバルは多いですがこれからも頑張ってほしい」と偉大な愛馬を称えていた。

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● 米G1勝ち馬トビーズコーナーが日高SSに到着(12/9)

昨年のウッドメモリアルS優勝馬トビーズコーナー(牡4歳、父ベラミーロード)が11月28日、浦河町の日高スタリオンステーションに到着した。来シーズンから種牡馬として新たな生活を始める。
同馬の競走成績は米12戦5勝。2010年11月にデビュー2戦目で初勝利を挙げると、翌11年のウッドメモリアルSでは、前年の米2歳牡馬チャンピオンに輝いたアンクルモーらを破り、G1初制覇を成し遂げた。
父ベラミーロードはダンチヒ産駒の成功種牡馬チーフズクラウンの孫。これまでに3世代で128頭がデビューし、5頭の重賞ウイナーを含む82頭の勝ち馬を出す、勝ち上がり率の高い種牡馬として注目を浴びている。本馬はその初年度産駒となる。
神奈川県で輸入検疫を終えた同馬は28日朝、日高SSに到着。元気良く馬運車から降りると待ち構えた関係者や報道陣に光り輝く栗毛の馬体を披露した。
新種牡馬の到着を心待ちにしていたシンジケート関係者は「体高もあるし、胸が深く、良い心肺機能を持っていそうですね。幅広い配合ができるのが強み。時代が求めていた種牡馬ですね」とニッコリ。颯爽と歩く姿に大きな期待を膨らませていた。
シンジケート総額は1億8500万円(1株370万円×50口)。同SSにはすでに多くの軽種馬関係者が実馬の見学に訪れているという。詳細は事務局の(株)荻伏ブリーディングシステム(Tel.0146-26-3216)まで。

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● 社台SSが2013年種付条件を発表、ディープインパクトは1500万円(12/9)

日本生産界をリードする安平町の社台スタリオンステーションは11月30日、2013年シーズンのラインナップと種付料を発表した。最高額はディープインパクトの1500万円。過去最高値となったが、発表後すぐに満口となった。
同SS繋養種牡馬(過去を含む)は今年、JRA種牡馬総合ランキング上位10頭のうち9頭を独占。産駒は12月2日までに行われた重賞125レース中86レース(うちG1・12勝)を制覇する活躍を見せている。
来シーズンはタートルボウル、ディープブリランテ、スマートファルコンの3頭が新たに仲間入り。ジャングルポケットはブリーダーズスタリオンステーションへ、スペシャルウィークはレックススタッドへの移動が決まり、29頭の陣容で新たなシーズンを迎えることになった。
タートルボウルの競走成績は05年のG1ジャンプラ賞を含め仏英21戦7勝。08年に仏国で種牡馬入りすると、わずか43頭の初年度産駒からフレンチフィフティーン(G1クリテリウムアンテルナシオナル)、ルカヤン(G1仏2000ギニー)と2頭のG1ホースを送り出し、一躍注目を集める存在となった。種付料は250万円。サンデーサイレンス系繁殖牝馬との配合に制約のないマイラー系種牡馬として関係者の期待は大きい。
ディープインパクトに続き父仔2代ダービー制覇を成し遂げたディープブリランテは120万円に設定。ディープインパクト産駒のG1ウイナーとしては初めての後継となるだけに、早くも多くの配合申し込みが寄せられているという。
ダートG1・6勝を含め歴代最多となる重賞19勝を挙げたスマートファルコンは60万円。ダートで芝並みのスピードを見せたゴールドアリュール産駒への評価は高く、すでに総額2億4000万円のシンジケートが結成されている。
また、総合リーディング2位のキングカメハメハは600万円から700万円に、2世代の産駒でトップ10入りしているダイワメジャーは500万円から600万円に、2歳世代が好調のハーツクライは300万円から400万円に、今年重賞5勝のファルブラヴは80万円から100万円にアップ。ほかは据え置き、または値下げとなった。
今シーズンの同SS繋養種牡馬は9頭が200頭の、14頭が100頭の大台を突破し、合計で4297頭の種付頭数を記録。来シーズンも多くの繁殖牝馬が集まると予想されている。

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● サダムパテック6着、グランプリボスは最下位――香港マイル(12/9)

12月9日に香港のシャティン競馬場で行われた香港マイル(G1、芝1600m、12頭立て)にはこの秋のマイルCSで1、2着したサダムパテック(牡4歳、栗東・西園厩舎)、グランプリボス(牡4歳、栗東・矢作厩舎)が参戦し、それぞれ2番、1番枠から出走。グランプリボスは3、4番手のインを進んだものの直線で伸びあぐね最下位まで後退。サダムパテックは中団インを進めたが伸びずバテずジリジリの脚いろになり6着に終わった。優勝したのは香港の年度代表馬アンビシャスドラゴン(セン6歳)。後方3番手から外を回って捻じ伏せる完勝だった。勝ち時計は1分34秒12。
【関係者のコメント】
○サダムパテック
武豊騎手:最後もジワジワと伸びていたものの残念です。よく頑張ってくれました。
西園正都調教師:スタートで他の馬との関係で内ラチにぶつかり、ハミを噛んでしまった。もう少しスムーズな競馬がしたかったです。手応えは掴んだので、また来年挑戦したいです。
○グランプリボス
内田博幸騎手:スタートが良く、いい感じで乗れていると感じましたが、直線に向いてからの伸びがなかったです。
矢作芳人調教師:調子が悪くなかったので、このような結果になるとは思いませんでした。課題が見つかったので調整し直し、また挑戦したいと思います。非常に残念です。

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● ロードカナロアが日本馬初の優勝、カレンチャンは7着――香港スプリント(12/9)

12月9日に香港のシャティン競馬場で行われた香港スプリント(G1、芝1200m、12頭立て)に日本からロードカナロア(牡4歳、栗東・安田隆厩舎)とカレンチャン(牝5歳、栗東・安田隆厩舎)が出走。結果はロードカナロアが日本馬初の優勝を飾った。勝ちタイムは1分08秒50。カレンチャンは7着だった。
ロードカナロアはマズマズのスタートを切ると、スッと好位に取りついて、道中は3番手の外を行きっぷり良く。直線で外に出して追い出すとグイグイ伸びて、残り150mあたりで逃げていたセリースチェリーを捉えて先頭に。あとは突き放す一方で、最後は2馬身半差の圧勝だった。
カレンチャンは発馬で寄られて最後方から。行き脚がついて馬群に取りつき、道中は中団よりやや後ろを追走。直線は内から差を詰めてきたが、序盤のロスが響いたか、伸びはひと息だった。
【関係者のコメント】
○ロードカナロア
岩田康誠騎手:ロードカナロアでこのレースを勝ちにきました。調子も良く、この馬が通用すると思いレースに臨み、強いことが証明できて良かったです。
安田隆行調教師:このレースは世界一のレースだと思っています。勝つためにきましたが、現実になって嬉しいですし夢のようです。日本の馬が世界のスプリントに通用することを証明できました。来年も参戦したいです。
○カレンチャン
池添謙一騎手:スタートで寄られてレースになりませんでした。
安田隆行調教師:自分の競馬ができず残念ですが、無事に走ってくれて良かったです。

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● ジャガーメイルは2着――香港ヴァーズ(12/9)

12月9日に香港のシャティン競馬場で行われた香港ヴァーズ(G1、芝2400m、12頭立て)に日本から出走したジャガーメイル(牡8歳、美浦・堀厩舎)は短頭差の2着だった。道中は中団。序盤は掛かり気味だったが、徐々にポジションを上げて外目を回って直線へ。残り1F付近で勝ち馬と並んで抜け出して、そこからは2頭の激しい追い比べ。最後まで脚いろは鈍らなかったが、僅かに競り負けた。勝ったのは今年のジャパンCに出走し、8着だったイギリスのレッドカドー(セン6歳)だった。勝ち時計は2分28秒73。
【関係者のコメント】
堀宣行調教師:もう少しだったので残念でしたが、よく頑張ってくれました。今後は日本に帰って馬の状態を見てオーナーと決めます。
D.ホワイト騎手:とてもいい感じで走っていました。本当によくやってくれました。

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● 吉田豊騎手がJRA通算12000回騎乗達成(12/9)

9日(日)の中山競馬第11Rで吉田豊騎手(37歳、美浦・大久保洋厩舎所属)がタイセイシュバリエに騎乗し、中央競馬史上19人目、現役では13人目となるJRA通算1万2000回騎乗を達成した。94年3月のデビューから18年9カ月。吉田豊騎手はここまで981勝(12月9日中山競馬第11R終了時点)を挙げており、G1はメジロドーベルで制した98年、99年エリザベス女王杯、97年オークス、秋華賞、96年阪神3歳牝馬Sなど9勝。重賞は前記のG1を含め29勝。
吉田豊騎手:オーナーや調教師をはじめとする関係者に数多く乗せてもらい、怪我なくこれた結果だと思っています。これからも大事に乗っていきます。

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● 大江原哲調教師がJRA通算200勝達成(12/9)

9日(日)の中山競馬第9Rでプリンセスキナウが1着となり、同馬を管理する大江原哲調教師(59歳、美浦)はJRA通算200勝を達成した。現役では113人目。重賞09年ダービー卿CT(タケミカヅチ)の1勝。
大江原師:開業から支えてくださった馬主さんの所有馬で達成できて良かったです。これからも応援よろしくお願いします。

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● 長岡禎仁騎手、JRA初勝利(12/9)

9日(日)の中京競馬第8Rでトップストライドが1着となり、同馬に騎乗した長岡禎仁騎手(19歳、美浦・小島茂厩舎所属)はJRA初勝利を挙げた。今年3月3日の初出走以来、94戦目。
長岡騎手:勝った気がしなかったので、本当に泣きそうなぐらい嬉しいです。先生や周りからは焦るなと言われていましたが、レースでは焦って結果につながっていませんでした。慌てて外を回したり、勝てる馬で勝てないレースが続きましたが、今日は冷静に乗れたのが勝因です。面倒を見てくれた先生や親に感謝の気持ちを伝えたいと思います。まだまだ未熟ですが、技術を磨いて人間としても素晴らしい騎手を目指したいと思いますので、応援よろしくお願いします。

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