KNNニューストピックス

● サンテミリオンが引退、繁殖に(1/25)

10年のオークスを制したサンテミリオン(牝6歳、美浦・古賀慎厩舎)が1月22日付で競走馬登録を抹消された。今後は北海道千歳市の社台ファームで繁殖馬となる予定。通算成績は18戦4勝。重賞は上記の他に10年のフローラS(G2)を勝っている。

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● 調教師記録達成あと少し(1/25)

高橋祥師(美浦)通算500勝あと2勝。手塚師(美浦)通算300勝あと1勝。福島信師(栗東)、田中章師(栗東)通算300勝あと2勝。岡田師(栗東)通算200勝あと1勝。

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● リヤンドファミユ右後脚管骨骨折(1/24)

ドリームジャーニー、オルフェーヴルの全弟リヤンドファミユ(牡3歳、栗東・池江寿厩舎)は若駒Sを制した後に右後脚の管骨を骨折していることが判明し、20日に骨折箇所をボルトで固定する手術が行われた。現時点では不明だが、全治までには少なくとも半年以上を要する見込み。

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● アプリコットフィズは阪急杯(1/24)

京都牝馬Sで6着に終わったアプリコットフィズ(牝6歳、美浦・小島太厩舎)は、2月24日の阪急杯(G3、阪神芝1400m)に向かう。

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● ラフレーズカフェはオーシャンSへ(1/23)

ハッピーエンドC、サンライズSを連勝してオープン入りをはたしたラフレーズカフェ(牝4歳、美浦・小島太厩舎)は、一旦、短期放牧された後、3月2日のオーシャンS(G3、中山芝1200m)に向かう予定。

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● ダービーフィズは弥生賞へ(1/23)

若竹賞を快勝して2勝目を挙げたダービーフィズ(牡3歳、美浦・小島太厩舎)は、一旦、短期放牧され、3月3日の弥生賞(G2、中山芝2000m)へ向かうことになった。

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● フラッシュオブスティール、ジェネラスが死亡(1/21)

新ひだか町のJBBA日本軽種馬協会静内種馬場で繋養されていたフラッシュオブスティール(牡、父クリス)が1月14日、老衰のため30歳で死亡した。
同馬は1983年生まれの愛国産馬。現役時代は86年のG1愛2000ギニー、85年のG2ベレスフォードSなど愛英9戦5勝の成績を残した。
87年に愛国で種牡馬入りし、日本では90年から供用開始。静内種馬場、九州種馬場で種牡馬生活を送り、2004年シーズンを最後に種牡馬を引退してからは那須種馬場へ移動。同種馬場が閉場した10年からは静内種馬場に戻り功労馬として余生を送っていた。主な産駒にG3小倉3歳Sを制したナガラフラッシュがいる。
また、かつてJBBA静内種馬場に繋養されていたジェネラス(牡、父カーリアン)が1月15日、愛国のスカーヴァハウススタッドにおいて25歳で死亡したことも分かった。
同馬は88年生まれの愛国産馬。現役時代は91年にG1英ダービー、G1愛ダービー、G1キングジョージ六世&クイーンエリザベスSなど英仏愛11戦6勝の成績を収めた。
92年に英国で種牡馬入りし、日本では96年から01年まで6シーズン供用。その後、ニュージーランドへ売却され、同スタッドには08年から繋養されていた。国内では父としてエリモハリアー(G3函館記念3回)を、母の父としてはガルボ(G3シンザン記念)やアドマイヤスバル(G3白山大賞典)を送り出した。

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● 「BOKUJOB意見交換会」開催(1/21)

牧場への就業者増加に向けて取り組んでいるBOKUJOB牧場就業促進事務局は1月16日、新ひだか町のJBBA日本軽種馬協会静内種馬場で意見交換会を開催した。
意見交換会にはBOKUJOBを組織するJBBA、JRAらの職員や牧場の人事担当者などが出席。BOKUJOBが発足した2008年からの活動概要や活動実績、牧場就業フェアの参加者や見学会・体験会の応募者数の推移、採用実績、公式ウェブサイト(http://bokujob.com)のアクセス状況などを説明し、一定の成果が挙がったことが報告された。
また、取り組みの中で見えてきた牧場における求人の現状、求人に対する問題点といった課題を指摘。今後はBOKUJOBの定着に向けた継続可能な活動として、北海道事務局の新設、就業フェアの全国展開や開催時期の見直し、ウェブサイトの充実、インターンシップの促進などが提案された。

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● G2勝ち馬スズカコーズウェイがアローSで種牡馬入り(1/21)

2009年の京王杯スプリングC優勝馬スズカコーズウェイ(牡9歳、父ジャイアンツコーズウェイ)が1月10日、今シーズンから種牡馬生活を送る新ひだか町のアロースタッドに到着した。
同馬は06年11月のデビューから2戦目で勝ち上がり。古馬になって本格化し、3度目の重賞挑戦となったG2京王杯スプリングCで重賞初制覇を成し遂げた。競走成績は44戦6勝。ウオッカ、ダイワスカーレット、ドリームジャーニー、ローレルゲレイロらと同期になる。
6日付で競走馬登録を抹消された同馬は10日朝、意気揚々とスタリオン入り。ボディチェックを済ませると用意された馬房で輸送の疲れを癒した。
父ジャイアンツコーズウェイはG1・5連勝を達成し“アイアンホース”と称された00年の全欧年度代表馬で、種牡馬としても世界中でG1ウイナーを送り出している名サイアー。日本ではジャイアントレッカー、エイシンアポロンに続く後継となる。
種付料は20万円(受胎確認後支払。フリーリターン特約付)。新たなパートナーが仲間入りした同スタッドでは「バランスの取れた好馬体をしていますね。偉大な父の後継として期待しています」と全幅の信頼を寄せていた。

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● 『2012年生産全国馬名簿』が発刊(JBBA)(1/21)

JBBA日本軽種馬協会はこのほど、国内で生産されたサラブレッドの2012年産駒を掲載した『2012年生産全国馬名簿』を発刊した。
名簿はJBBA会員から報告があった6379頭(牡3206頭、牝3173頭)を、地域別・飼養者別に収録。内訳は日高が4980頭(牡2489頭、牝2491頭)、胆振895頭(牡457頭、牝438頭)、十勝18頭(牡9頭、牝9頭)、東北91頭(牡61頭、牝30頭)、関東321頭(牡152頭、牝169頭)、九州74頭(牡38頭、牝36頭)となっている。定価2000円(税込/送料無料)。詳細はJBBAホームページ(http://www.jbba.jp)まで。

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● ノースヒルズのG1ウイナー、アーネストリーとトランセンドが種牡馬入り(1/21)

新冠町の(株)ノースヒルズが生産育成した2頭のG1ウイナーが1月10日、揃って種牡馬入りした。アーネストリー(牡8歳、父グラスワンダー)は日高町のブリーダーズスタリオンステーションに、トランセンド(牡7歳、父ワイルドラッシュ)は新ひだか町のアロースタッドに入厩。種牡馬としての新たな一歩を踏み出した。
アーネストリーは2011年のG1宝塚記念でブエナビスタ、エイシンフラッシュ、ルーラーシップらをレコードタイムで抑え、1999年のグラスワンダーに続く父仔2代グランプリ制覇を達成。ほか、G2札幌記念、G2オールカマー、G2金鯱賞、G3中日新聞杯の重賞5勝を含め、通算29戦10勝の成績を収めた。
1月9日付で競走馬登録を抹消された同馬は、僚馬トランセンドと同じ馬運車で北海道入り。10日午前11時30分頃、父グラスワンダーも種牡馬生活を送っているブリーダーズSSに到着した。
グランプリホースのスタッド入りにはノースヒルズ関係者や種馬場スタッフ、報道陣など約30名が出迎え。馬運車から降りると長旅の疲れも見せず、堂々とした立ち居振る舞いで父譲りの光り輝く好馬体を披露した。
種付料は50万円(受胎確認後支払。フリーリターン特約付)、もしくは80万円(産駒誕生後支払)。ニューフェイスの加入に事務局の(株)サラブレッドブリーダーズクラブでは「グラスワンダーの名声を高めてくれたG1ホースを種牡馬として迎え入れることができて嬉しいです。しっかり管理して預けてくださったオーナー関係者の期待に応えたいと思います」と意欲を見せていた。
もう一頭の新種牡馬トランセンドは11年のJRA最優秀ダートホース。10年、11年に史上初のG1ジャパンCダート連覇を達成したほか、G1フェブラリーS、G1南部杯、G3みやこS、G1ドバイワールドC2着など、通算24戦10勝(うち地方4戦、海外2戦)の成績を残した。
9日付で競走馬登録を抹消されたダートG1ウイナーは、僚馬アーネストリーの門出を見届けるとアローSへ移動。午後12時30分頃、元気な姿で新天地に到着すると、先回りして待っていたノースヒルズ関係者や種馬場スタッフ、報道陣から熱い歓迎を受けた。
種付料は50万円(受胎確認後支払。フリーリターン特約付)。ヴァーミリアン、カネヒキリ、スマートファルコン、フリオーソら、ほかのダートチャンピオンホースと同じ価格帯(50〜60万円)でスタートを切る。
父ワイルドラッシュとともに父仔2頭を同時繋養することになった事務局の(株)ジェイエスでは「ダートで見せた芝馬並みの先行力とスピードは目を見張るものがありました。サンデーサイレンス系繁殖牝馬との配合も可能なので楽しみです。オーナー関係者の想いを胸に、しっかり管理していきます」とパートナーに期待をかけていた。

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