新ひだか町のJBBA日本軽種馬協会静内種馬場で繋養されていたフラッシュオブスティール(牡、父クリス)が1月14日、老衰のため30歳で死亡した。
同馬は1983年生まれの愛国産馬。現役時代は86年のG1愛2000ギニー、85年のG2ベレスフォードSなど愛英9戦5勝の成績を残した。
87年に愛国で種牡馬入りし、日本では90年から供用開始。静内種馬場、九州種馬場で種牡馬生活を送り、2004年シーズンを最後に種牡馬を引退してからは那須種馬場へ移動。同種馬場が閉場した10年からは静内種馬場に戻り功労馬として余生を送っていた。主な産駒にG3小倉3歳Sを制したナガラフラッシュがいる。
また、かつてJBBA静内種馬場に繋養されていたジェネラス(牡、父カーリアン)が1月15日、愛国のスカーヴァハウススタッドにおいて25歳で死亡したことも分かった。
同馬は88年生まれの愛国産馬。現役時代は91年にG1英ダービー、G1愛ダービー、G1キングジョージ六世&クイーンエリザベスSなど英仏愛11戦6勝の成績を収めた。
92年に英国で種牡馬入りし、日本では96年から01年まで6シーズン供用。その後、ニュージーランドへ売却され、同スタッドには08年から繋養されていた。国内では父としてエリモハリアー(G3函館記念3回)を、母の父としてはガルボ(G3シンザン記念)やアドマイヤスバル(G3白山大賞典)を送り出した。
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