KNNニューストピックス

● 佐山優調教師がJRA通算500勝達成(2/2)

2日(土)の中京競馬第11Rでデンコウジュピターが1着となり、同馬を管理する佐山優調教師(69歳、栗東)はJRA通算500勝を達成した。現役では23人目。重賞は23勝で、G1はヒシミラクルで制した03年天皇賞(春)、宝塚記念、02年菊花賞、ヒシアケボノで制した95年スプリンターズSの4勝。
佐山師:500勝までに随分長くかかってしまいましたが、定年を迎える前に達成できて良かったです。残りの期間、1つでも多く勝てるように頑張りたいです。応援よろしくお願いします。

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● 調教師記録達成あと少し(2/1)

佐山師(栗東)通算500勝あと1勝。高橋祥師(美浦)通算500勝あと2勝。手塚師(美浦)通算300勝あと1勝。福島信師(栗東)、田中章師(栗東)通算300勝あと2勝。岡田師(栗東)通算200勝あと1勝。

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● エリザベス女王杯の英語名称の変更(1/31)

本年度の第38回エリザベス女王杯(G1、11月10日、芝2200m)から、同競走の英語名称が下記の通り変更されることになる。
〈英語レース名〉
旧:Queen Elizabeth II Commemorative Cup (G1)

新:Queen Elizabeth II Cup (G1)
【JRA報道室】同競走は、昭和50年にエリザベス女王陛下が来日したのを記念して設立された競走ですが、設立当時は英国連邦以外でエリザベス2世女王陛下の英語名称をそのまま競走名として使用することが認められていなかったため、同競走の英語名称については「来日記念」を意味する“Commemorative”という表現を使用していました。昨年度のエリザベス女王即位60年記念エリザベス女王杯の施行を通じてバッキンガム宮殿にお伺いしたところ、今般特別の許可をいただき英語名称を改定することになりました。

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● ストローハットが競走馬登録を抹消(1/31)

昨年のユニコーンSを制したストローハット(牡4歳、美浦・堀厩舎)が1月27日付で競走馬登録を抹消された。同馬は1月27日の根岸Sで競走中に疾病を発症(右腸骨複骨折)し、予後不良となった。通算成績は11戦3勝。

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● ビュイック騎手が海外渡航届を提出(1/31)

短期免許で来日中のW.ビュイック騎手(24歳、イギリス)がUAE1000ギニーに騎乗するため31日、海外渡航届を提出した。期間は2月5日から8日まで。

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● 安藤勝己騎手が引退(1/30)

キングカメハメハ、ダイワメジャー、ダイワスカーレット、ブエナビスタなど、数多くの名馬に騎乗し、G1を22勝した安藤勝己騎手(52歳、栗東・フリー)が1月31日付で引退する。笠松競馬在籍時に3299勝、中央では1111勝(他に地方54勝)を挙げている。
安藤勝騎手:明日をもって騎手免許を返上し引退することにしました。体力的にはまだまだ自信はあるのですが、自分のイメージ通りの競馬ができなくなってくるなかで、競馬関係者やファンの皆さんの期待に応えることが難しいと思い、引退することにしました。また、1111勝という並びのいい勝ち鞍で引退することに驚いていますし、そのような数字を記録して騎手生活を終わることができて嬉しく思います。これからのことは決まっていませんが、競馬にとってプラスとなるようなことができればと思います。

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● グレゴリー・ブノワ騎手に短期免許交付(1/30)

JRAは30日、グレゴリー・ブノワ騎手(29歳、フランス)に短期免許を交付すると発表した。期間は2月2日から3月4日まで。身元引受調教師は美浦・藤沢和雄調教師で、身元引受馬主は吉田哲哉氏。なお、同騎手は今回が初の来日となる。

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● 花田大昂騎手がフリーに(1/30)

花田大昂騎手(23歳、栗東)が2月1日付で栗東・西橋厩舎からフリーに所属変更となる。

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● ハナズゴール放牧→自厩で調整に変更(1/30)

1月19日の京都牝馬Sを快勝したハナズゴール(牝4歳、美浦・加藤和厩舎)は放牧の予定を変更し、自厩舎で調整することになった。4月6日の阪神牝馬S(阪神、G2、芝1400m)から始動のプランに変わりはないが、今回も早目の栗東入厩でレースに臨む予定。

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● JBBA胆振種馬場に輸出検疫施設が完成(1/27)

白老町のJBBA日本軽種馬協会胆振種馬場で1月22日、輸出検疫施設の竣工式が行われ、軽種馬輸出の増加を見据えた新たな施設の完成を祝った。
竣工式にはJBBAの西村啓二副会長、施設管理を請け負うIBBA胆振軽種馬農協の高橋秀昌組合長や田中芳郎副組合長、工事関係者らが出席。白老八幡神社の鈴木琢磨宮司による神事に従い祭壇に玉串を捧げ、人馬の無病息災と施設の発展を祈願した。
西村副会長は「長い歴史を持つ胆振種馬場の新たなスタートとなります。軽種馬産業を取り巻く環境は厳しさを増すばかりですが、サラブレッド生産発展の一翼を担う施設として、有効に利用されることを願っています」と挨拶。その後、関係者らは場内を回り、できあがったばかりの施設を視察した。
胆振種馬場は1960年に開設された苫小牧市の苫小牧種馬場が前身。62年にJBBA所有となり、70年に現在の地へ移転した。過去にはライジングフレーム、セダン、ロイヤルスキー、オペラハウス、バゴといった名種牡馬を繋養。軽種馬生産に大きく貢献してきたが、昨シーズンを最後に種付業務を終了し、輸出検疫施設としての整備を進めていた。
検疫施設面積は2万1500平方メートル。既存の繁殖牝馬繋留厩舎8馬房と種牡馬厩舎4馬房に加え、旧種付所内に18馬房の仮設馬房を新たに設置し、最大30頭が収容できる。ほか、運動管理用のウォーキングマシン1基、サンシャインパドック30基、ゲート型消毒装置、動物進入防止フェンスも新設。良好な飼養環境のもとでの輸出検疫が可能となった。

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● 「ジェイエス冬季繁殖馬セール」開催、1億2400万円超を売り上げ(1/27)

(株)ジェイエス主催による繁殖馬を対象とした公設市場、「2013年冬季ジェイエス繁殖馬セール」が1月23日、新ひだか町の北海道市場で開催された。当日は53頭(受胎馬17頭、空胎・未供用馬36頭)が上場され、38頭(受胎馬13頭、空胎・未供用馬25頭)が売却。売却総額は1億2482万4000円、売却率は71.70%、平均価格は328万4842円だった。08年からスタートした冬季セールの比較では、前年より売却率は1.63ポイント下がったが、平均価格は約70万円アップ。売却総額は09年以来の1億円突破となり、冬季セール史上最高の数字を記録した。
最高価格はダイワメジャーを受胎したグリントインハーアイ(牝17歳、父アラジ、販売者/大阪府・FKN)で2730万円。活発なセリが展開された結果、新冠町のビッグレッドファームに落札された。同馬はディープインパクト、ブラックタイドの半姉となる。
2位はマイネルラクリマ(G3京都金杯)の母として知られるティアドロップス(キングカメハメハを受胎)で1680万円。空胎・未供用馬では、おばにダイヤモンドビコー(JRA賞最優秀古牝馬)などがいるクリールソレイユ(牝4歳、父フレンチデピュティ)の588万円が最高値となった。
セール終了後、(株)ジェイエスの藤原悟郎代表は「全体を通して声がかかり、極端に安い馬が減って価格帯が安定したのが良かったですね。欲をいえばもう少し上場頭数を増やしたかったのですが、満足できる結果と思います。毎年のようにセール取引馬の産駒から重賞勝ち馬が誕生しているので、今回の上場馬からも活躍馬が出てきてほしいですね」と総括。100点満点で「85点くらい」と評価を下していた。

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● 2013年の種牡馬展示会の日程が決まる(1/27)

本格的な出産・種付シーズン前に行われる馬産地の恒例イベント、種牡馬展示会の日程が決まった。
今年の皮切りは2月12日の社台スタリオンステーション(招待制)。さらに15日には静内地区3種馬場、18日にはダーレー・ジャパンスタリオンコンプレックス(招待制)、19日には新冠地区2種馬場、20日には浦河地区2種馬場と続き、ラストはブリーダーズスタリオンステーションとなる。全10ヶ所の種馬場で展示される新種牡馬は19頭の予定だ。

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● ディープ産駒キモンノカシワがレックスSで種牡馬入り(1/27)

新ひだか町のレックススタッドに1月17日、今シーズンから新たに種牡馬として繋養されるキモンノカシワ(牡4歳、父ディープインパクト)が入厩した。
同馬は2005年のクラシック3冠、06年のG1ジャパンCなどG1・7勝を挙げ、05、06年のJRA賞年度代表馬に輝いたディープインパクトの2年目産駒。競走成績は不出走ながら、半姉にキモンレッド(JRA3勝、北海道1勝)、半兄にキモンホワイト(JRA3勝)、近親に成功種牡馬のディアブロなどがいる血統背景から種牡馬入りとなった。
種付料はプライベート。ディープインパクトの後継はディープブリランテ、トーセンホマレボシに続き3頭目となる。
事務局の(株)レックスでは「競走馬としてデビューできませんでしたが、馬格もあり素質を感じさせます。当スタッドにいるエイシンサンディのように不出走でも成功した種牡馬もいるので、本馬もディープインパクトの後継として期待しています」とエールを送っていた。そのニューフェイスは2月15日に同スタッドで行われる種牡馬展示会で初披露される。

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● 菊花賞馬オウケンブルースリがイーストSで種牡馬入り(1/27)

2008年の菊花賞馬オウケンブルースリ(牡8歳、父ジャングルポケット)が1月21日、浦河町のイーストスタッドに到着した。今シーズンから種牡馬として第二の生活をスタートさせる。
同馬は05年のJRHAセレクトセール出身馬。生産者のノーザンファームから上場されると、3150万円で福井明オーナーに購買された。
08年4月に福島でデビュー。初勝利から一気に3連勝し素質を開花させると、G1初出走で1番人気に推されたG1菊花賞を制し、デビューから184日目での菊花賞制覇という史上最短記録を樹立すると同時に、福島デビュー初の菊花賞馬となった。
09年にはG2京都大賞典に優勝。G1ジャパンCには09年でウオッカの鼻差2着になるなど5年連続で出走し、昨年のG1有馬記念で引退するまで、G1戦線で長く活躍した。
通算27戦5勝の成績を収めた同馬は、1月19日に京都競馬場で引退式を実施。同スタッドには福島県のノーザンファーム天栄を経由して移動してきた。
種馬場関係者が出迎える中、馬運車から降りてきた菊花賞馬は、報道陣に鍛え上げられた馬体を披露。新しい環境にも動じない大物ぶりで関係者を驚かせた。
種付料は50万円(受胎確認後支払。フリーリターン特約付)。初年度のみ、牡馬が生まれた場合にプレミアムボーナスとして10万円がキャッシュバックされる“ご祝儀プレゼント特典”がある。
画期的なサービスを打ち出した福井オーナーは「業界初であること、そして何よりも種付けしてくださる生産者の皆さんに種付けする楽しみがあれば、二重の喜びになると思いましたので、ぜひともやってみたいと思いました。オーナーとしては、ブルースリにそっくりな、どこにいてもすぐ分かる流星の派手な可愛い牡馬が生まれるのを楽しみにしています。生まれたらその牧場にすぐに会いに行きたいですね!」とコメント。馬産地ではジャングルポケットの後継として大きな期待がかけられている。

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● ハナズゴールは阪神牝馬Sから(1/27)

昨秋から栗東滞在を続け、1月19日の京都牝馬Sを快勝したハナズゴール(牝4歳、美浦・加藤和厩舎)は、一旦リフレッシュ放牧へ。4月6日の阪神牝馬S(阪神、G2、芝1400m)から始動する予定。

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