KNNニューストピックス

● 藤岡佑介騎手がJRA通算500勝達成(3/9)

9日(土)の阪神競馬第6Rでローガンサファイアが1着となり、同馬に騎乗した藤岡佑介騎手(26歳、栗東・フリー)は現役では29目となるJRA通算500勝を達成した。うち重賞は今年の根岸S(メイショウマシュウ)など23勝。
藤岡佑騎手:500勝まであと1勝というのは意識していました。このレースでは、ちょうど人気馬に騎乗していたので、勝ててホッとしています。500勝という数字はデビューした時は考えていませんでしたが、区切りの10年目の今はもっと勝ちたいという気持ちです。(フランスへの)遠征前に達成したいと思っていましたし、また1からというつもりでもっと大きな目標に向かってやっていきたいです。デビュー以来、最もうまくなりたい、もっと勝ちたいという気持ちになっているので、アピールしていきたいです。また次のレースから新たな気持ちで頑張りますので、応援よろしくお願いします。

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● 原田敬伍騎手がJRA初勝利(3/9)

9日(土)の中京競馬第2Rでニホンピロバロンが1着となり、同馬に騎乗した原田敬伍騎手(18歳、栗東・田所秀厩舎所属)が初騎乗から12戦目でJRA初勝利を挙げた。
原田敬騎手:直線コースでは歓声が聞こえ、絶対に抜いてやるぞという気持ちで乗っていました。レース後は、スタンドのファンの方々からも、先輩ジョッキーからも「おめでとう」と声をかけてもらい、勝ったのだと実感しました。今年は1つでも多く、30勝以上勝って新人賞を獲りたいです。ニホンピロバロンに乗せていただいた馬主さんや先生にも感謝しています。ずっと母子家庭で育ててもらい、母にはたくさん迷惑をかけてしまいましたし、1つ勝って母を安心させたいという思いが強かったので、今は本当に嬉しいです。

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● 調教師記録達成あと少し(3/9)

高橋祥師(美浦)通算500勝あと1勝。福島信師(栗東)通算300勝あと2勝。谷原師(美浦)通算200勝あと2勝。

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● ファリダット2戦目は9番ゲート――マハブアルシマール出走馬確定(3/7)

アラブ首長国連邦ドバイに遠征中のファリダット(牡8歳、栗東・松元茂厩舎)が出走するマハブアルシマール(G3、3月9日18時15分=日本時間23時15分=発走予定、メイダン競馬場、AW1200m)の出走馬が確定した。ファリダットは10頭立ての9番ゲート(馬番同じ)から武豊騎手を背にスタートする。ファリダットは前走2月28日の一般戦を9着に敗れている。なお、同競走には昨年のドバイゴールデンシャヒーン(G1)の覇者クリプトンファクターが出走を予定している。

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● 愛のブラックステアマウンテンが来日――中山GJ、ペガサスジャンプS(3/7)

中山グランドジャンプ(J・G1)、ペガサスジャンプSに選出されたアイルランドのブラックステアマウンテン(せん8歳、愛・W.マリンズ厩舎)が3月13日(水)9時55分成田空港着のオランダ航空(KL861便)で来日する。成田空港到着後、競馬学校へ移動し、競馬学校での輸入検疫終了後、3月19日(火)に中山競馬場へ移動予定。ブラックステアマウンテンは2011年のレーシングポストトロフィーノーヴィスチェース(愛障害G1)など障害24戦7勝の強豪。

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● タイセイレジェンドが招待受諾――ドバイゴールデンシャヒーン(3/7)

3月30日にドバイのメイダン競馬場で行われるドバイゴールデンシャヒーン(G1、オールウェザー(タペタ)1200m)にタイセイレジェンド(牡6歳、栗東・矢作厩舎)が選出され、関係者が招待を受諾した。

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● ネコパンチは日経賞へ(3/7)

ダイヤモンドSで16着に終わったネコパンチ(牡7歳、美浦・星野厩舎)は、3月23日の日経賞(G2、中山、芝2500m)に向かう予定。連覇を目指す。

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● シンガポール航空国際C、クリスフライヤー国際スプリントの登録馬(3/6)

5月19日にシンガポールのクランジ競馬場で行われる、2013シンガポールエアラインズインターナショナルカップ(G1、芝2000m)と2013クリスフライヤーインターナショナルスプリント(G1、芝1200m)の第1回の登録が現地時間の6日に締め切られ、以下の日本馬が登録した。
○2013シンガポール航空国際カップ
アンコイルド(牡4歳、栗東・矢作厩舎)
エイシンフラッシュ(牡6歳、栗東・藤原英厩舎)
オーシャンブルー(牡5歳、栗東・池江寿厩舎)
カポーティスター(牡4歳、栗東・矢作厩舎)
サトノアポロ(牡5歳、美浦・国枝厩舎)
サトノシュレン(牡5歳、村山厩舎)
ジャスタウェイ(牡4歳、栗東・須貝尚厩舎)
スリーオリオン(牡8歳、栗東・村山厩舎)
ダークシャドウ(牡6歳、美浦・堀厩舎
タニノエポレット(牡6歳、栗東・村山厩舎)
トレイルブレイザー(牡6歳、栗東・池江寿厩舎)
ノーステア(セン5歳、美浦・鹿戸雄厩舎)
フェデラリスト(牡6歳、美浦・田中剛厩舎)
ムーンリットレイク(牡5歳、美浦・加藤征厩舎
○2013クリスフライヤー国際スプリント
ダッシャーゴーゴー(牡6歳、栗東・安田隆厩舎)
ファリダット(牡8歳、栗東・松元茂厩舎)
フィフスペトル(牡7歳、美浦・加藤征厩舎)
ブライトライン(牡4歳、栗東・鮫島厩舎)
マコトナワラタナ(牝4歳、栗東・鮫島厩舎)
メモリアルイヤー(牝5歳、栗東・村山厩舎)
リトルゲルダ(牝4歳、栗東・鮫島厩舎)
ロードカナロア(牡5歳、栗東・安田隆厩舎)

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● トレイルブレイザーは3番ゲート――マクトゥームチャレンジR3(3/6)

3月9日(土)にアラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で行われるマクトゥームチャレンジ・ラウンド3(G1)の枠順が確定した。日本から挑戦するトレイルブレイザー(牡6歳、栗東・池江寿厩舎)は武豊騎手を背に3番ゲート(馬番3)からの発走。日本時間は10日の午前1時。
●マクトゥームチャレンジラウンド3(G1)
3月9日(土) メイダン競馬場
2000m(全) 北半球4歳以上・3歳以上
20:00(日本時間25:00)発走予定
賞金総額:40万米ドル 1着賞金:24万米ドル
ゲート番(馬番) 馬 名 アルファベット()内は生産国
…………性齢 重量 調教師/騎 手
1(1) リトルマイク Little Mike(USA)
…………セン6 57 ローマンズ/ファロン
2(2) プリンスビショップ Prince Bishop(IRE)
…………セン6 57 サイード・ビン・スルール/ムーア
3(3) トレイルブレイザー Trailblazer(JPN)
…………牡6 57 池江寿/武豊
4(4) ハンターズライト Hunter's Light(IRE)
…………牡5 57 サイード・ビン・スルール/デ・ソウザ
5(5) モンテロッソ Monterosso(GB)
…………牡6 57 M.アル・ザルーニ/アフマド・アジテビ
6(6) サーファー Surfer(USA)
…………牡4 57 シーマー/ミューレン
7(7) サンバウドリーノ Saint Baudolino(IRE)
…………牡4 57 M.アル・ザルーニ/バルザローナ
8(8) ダディロングレッグズ Daddy Long Legs(USA)
…………牡4 57 デ・コック/スミヨン
9(9) トレジャービーチ Treasure Beach(GB)
…………牡5 57 デ・コック/スペンサー
10(10) ジャムル Jamr(GB)
…………セン5 57 M.ビン・シャフィヤ/コスグレーヴ
11(11) メンディップ Mendip(USA)
…………牡6 57 サイード・ビン・スルール/ムルタ
12(12) ハーセク Haatheq(USA)
…………牡6 57 A.アル・ライヘ/ハナガン
13(13) カッシアノ Kassiano(GER)
…………セン4 57 サイード・ビン・スルール/ビュイック

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● 平井豊光氏逝去(3/6)

香港マイルの勝ち馬エイシンプレストン、宝塚記念の覇者エイシンデピュティ、現役では日本ダービー、天皇賞(秋)を制したエイシンフラッシュなどのオーナーである平井豊光氏が、3月2日午前11時45分、東京都中央区内の病院で逝去された。77歳。

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● ロイヤルスズカ、メジロモントレーが死亡(3/3)

JAIRSジャパン・スタッドブック・インターナショナルが行っている引退名馬繋養展示事業の助成を受けていた、ロイヤルスズカ(牡、父ロイヤルアカデミー2)が1月8日に浦河町の辻牧場で疝痛のため20歳で、メジロモントレー(牝、父モガミ)が2月6日に伊達市のレイクヴィラファームで老衰のため27歳で死亡した。
ロイヤルスズカの競走成績は31戦6勝(うち地方2戦、海外1戦)。芝マイル戦線を中心に活躍し、1998年のG2スワンS、97年のG3ダービー卿チャレンジTなどを制した。
2003年に浦河町のイーストスタッドで種牡馬入り。07年シーズンを最後に種牡馬を引退してからは辻牧場で功労馬として余生を送っていた。
メジロモントレーの競走成績は21戦7勝。牡馬の一線級と互角に渡り合い、91年のG2アメリカJCC、90年のG2アルゼンチン共和国杯、90年のG3金杯・東、89年のG3クイーンSなどを制した。
現役引退後の92年に繁殖入りし、メジロアトラス(G2ダイオライト記念3着)などを輩出。05年を最後に繁殖を引退し、レイクヴィラファームで功労馬として余生を過ごしていた。

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● 義経神社で「初午祭」、人馬の活躍を祈願(3/3)

平取町の義経神社で2月9日、馬産地の伝統行事「初午祭」(はつうまさい)が行われ、約180名の軽種馬関係者や一般参拝客が人馬の活躍と無病息災を祈願した。
初午祭は祭神の源義経が騎馬武者で馬を大事にした故事と、この地区が馬産地であることから1973年頃から続いているもの。願い事が叶うとされる初午の日に行われており、今回で41回目を迎える。
三々五々集まった参列者は神馬を先頭に境内を参進。その後、社殿内で祭儀を行った。
吉例の「矢刺しの神事」では、今年数えで80歳の傘寿(さんじゅ)を迎える、日高優駿学園北海道ホースマンアカデミー顧問で農学博士の永田雄三氏が行事者となり、直垂(ひたたれ)姿で神馬に騎乗。「おう」と雄叫びを上げると、今年の鬼門である「亥(い)」の北北西の方向へ破魔矢を3射し、邪気を払った。
破魔矢は拾った人に「今年一年幸運を呼ぶ」と言われていることから、参列者は矢を取ろうと思い思いの場所で待機。矢が飛んでくると落下位置へ殺到し、争奪戦を繰り広げた。
3本目の矢を手にした西山牧場の加藤秀典副場長は「生産馬の活躍と、今シーズンから種牡馬入りするリーチザクラウンの産駒が走ってくれることを祈っています」と愛馬たちにエール。大役を終えた永田氏は「競馬だけではなく、すべての馬とこの地域に暮らす人々の無病息災を祈りながら矢を撃ちました」と晴れやかな笑顔を見せていた。

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● ドバイWC勝ち馬ヴィクトワールピサの初仔が誕生(3/3)

2011年のドバイワールドC優勝馬ヴィクトワールピサ(牡6歳、父ネオユニヴァース)の初仔が1月2日、安平町の追分ファームで誕生した。
正月気分が抜け切らぬ中、元気に産声を上げたのは、米G3セイビンH勝ち馬のレディマールボロ(牝9歳、父スモークグラッケン)を母に持つ栗毛の牝馬。厳寒の地でも暖かく十分な運動量を確保するために作られた、同ファーム自慢の屋内パドックで報道陣に公開された。
現役時代からヴィクトワールピサを注目していたという同ファームの吉田正志マネージャーは「うちではすでに(ワイの牡馬など)3頭生まれていますが、どの馬もサイズがあってつなぎの角度も良く、安心感のある感じで生まれてきましたね。サンデーサイレンス系の柔らかさが伝わっていると思います」と満足顔。再来年のデビューを楽しみにしていた。
ヴィクトワールピサの競走成績は15戦8勝(うち海外3戦1勝)。デビュー2戦目からG3ラジオNIKKEI杯2歳S、G2弥生賞、G1皐月賞など5連勝。父ネオユニヴァースに続き父仔2代皐月賞制覇を成し遂げた。秋にはG1凱旋門賞に遠征。帰国後のG1有馬記念を制し10年のJRA最優秀3歳牡馬に輝いた。古馬になるとG2中山記念を制しドバイへ遠征。G1ドバイワールドCを日本馬として初めて制覇し、レース直前の東日本大震災に沈む日本に勇気を与えた。
総額12億円の大型シンジケートが組まれ、昨シーズンから安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入り。初年度はサプレザ、クィーンスプマンテ、エリモエクセルといったG1ウイナーなど150頭の繁殖を集めた。

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● 札幌競馬場で「ふれあい雪馬祭り」開催(3/3)

札幌市のJRA札幌競馬場で2月10日、17日の2回、「ふれあい雪馬祭り」が開催された。
この祭りは同競馬場の冬の恒例イベント。今年は近隣の小学校高学年生の親子40組が参加し、雪上での馬とのふれあいを楽しんだ。
競馬場に集まった参加者は4班に分かれて場内の乗馬センターで厩舎作業、引き馬乗馬を体験。飼い葉づくりや厩舎掃除に精を出したあと、馬上の感覚を味わった。
続いて、馬につないだロープに掴まり雪上を滑る札幌競馬場の冬の名物「馬スキー」に挑戦。同競馬場で誘導馬として活躍するマイネルレーニアやマイネルスケルツィといった重賞ウイナーが先導役を務め、パウダースノーにシュプールを描いた。
ほかにも同競馬場の人気ポニー「チャンス」号による馬ソリ、ミニチュアポニー「ゴルゴ」と「トニー」の展示、スノーモービルなども実施。参加した小学生は「馬の力にびっくりした。とても楽しかった」と寒さを忘れて満面の笑みで一日を振り返っていた。

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● 2013年度ホッカイドウ競馬開催日程、決定(3/3)

HRA北海道軽種馬振興公社はこのほど、2013年度ホッカイドウ競馬の開催日程を発表した。本年度は4月24日に開幕し、11月14日まで15開催80日間を予定。全日程を門別競馬場でグランシャリオナイターとして開催する。
本年度の発売目標額は、前年の発売額より約7億8000万円多い127億6000万円。南関東との場間場外発売、昨年10月からスタートしたI−PAT発売に対応した日程で売り上げアップを図る。
重賞競走は、G3北海道スプリントC(6月13日)、G2ブリーダーズゴールドC(8月15日)、G3エーデルワイス賞(10月10日)、G3北海道2歳優駿(11月7日)のダートグレード競走を含めた23重賞を実施。同競馬の根底を成す2歳馬の番組を充実させる観点から、牝馬限定の重賞競走HBA賞「ブロッサムC」を新設した。
JRA認定競走は前年同様123レースを予定。内訳は1着賞金250万円〜500万円の重賞競走7レース、同200万円〜300万円の上級認定競走16レース、同150万円のフレッシュチャレンジ競走65レース、同80万円のアタックチャレンジ競走35レースとなる。また、2歳の未勝利戦の1着本賞金を秋(12回門別開催)以降は30万円から40万円に増額。3歳以上の出走手当ても一部増額となった。
さらにNARの2013年度新馬流通促進対策事業として、JRA認定競走を除く2歳限定競走において1着〜5着馬までの馬主に付加賞金(副賞)を贈呈する予定。2000年から続くスタリオンシリーズ競走もJBCジャパンブリーダーズカップ協会、JBBA日本軽種馬協会の支援により実施される。
門別競馬場では現在、約520頭の2歳馬が在厩。氷点下の中、人馬ともに白い息を吐きながら、4月24日の開幕に向けて調教を積んでいる。

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過去のニュース【2013年】
2月 3〜9日 10〜16日 17〜23日 24〜2日  
1月 6〜13日 14〜20日 21〜26日 27〜2日  
過去のニュース【2012年】
12月 2〜8日 9〜15日 16〜23日 24〜29日 30〜5日
11月 4〜10日 11〜17日 18〜24日 25〜1日
10月 7〜13日 14〜20日 21〜27日 28〜3日
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