KNNニューストピックス

● 京都新聞杯アラカルト(5/4)

1着キズナ 武豊騎手
2着ペプチドアマゾン 藤岡康騎手
3着ジャイアントリープ 北村友騎手
@キズナ
春に移設された2000年以降、トライアルではないものの、2着以内に入ると収得賞金が加算されるため、日本ダービーへの東上最終便と言われている同レースは、1番人気のキズナが優勝。重賞レース2勝目を挙げた。通算成績は6戦4勝。
【単勝1番人気】
春季に移設した2000年以降、単勝1番人気馬の勝利は2005年のインティライミ、2009年のベストメンバー以来3頭目。
【青鹿毛馬】
青鹿毛馬は本年の出走馬3頭を含む14頭目の挑戦で初勝利。これまでは、1997年のシルクライトニングと2003年のサウスポールで6着が最高着順。
A武豊騎手
同レースは2011年にクレスコグランドで勝利して以来、2年ぶり6回目の勝利。本レース6勝は、単独トップの成績。重賞レースは本年の毎日杯をキズナで勝利したのに続く本年4勝目で通算280勝目。本年4勝は、内田博幸騎手(5勝)に続き、岩田康誠騎手、蛯名正義騎手、浜中俊騎手、横山典弘騎手と並ぶ2位タイ。
B佐々木晶三師
同レースは2005年にインティライミで勝利して以来8年ぶり2回目の勝利。JRA重賞レースは本年の毎日杯をキズナで勝利したのに続く本年2勝目で通算38勝目。
Cディープインパクト産駒
同レースは昨年のトーセンホマレボシで勝利したのに続く2年連続の勝利。JRA重賞レースは本年の青葉賞をヒラボクディープで勝利したのに続く本年9勝目。本年9勝は単独トップ。

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● 騎手記録達成あと少し(5/3)

柴山騎手(美浦)通算300勝あと4勝。川須騎手(栗東)、柴田大騎手(美浦)通算200勝あと2勝。藤岡康騎手(栗東)、松山騎手(栗東)通算200勝あと3勝。酒井学騎手(栗東)通算200勝あと7勝。

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● カポーティスターが辞退――シンガポール国際競走(5/3)

5月19日にシンガポールのクランジ競馬場で行われるシンガポール航空国際カップ(G1、芝2000m)の招待を受諾していたカポーティスター(牡4歳、栗東・矢作厩舎)が辞退することを表明した。

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● 調教師記録達成あと少し(5/3)

境直師(栗東)通算400勝あと2勝。福島信師(栗東)通算300勝あと2勝。谷原師(美浦)通算200勝あと1勝。石毛師(美浦)通算200勝あと2勝。

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● マーベラスカイザーが競走馬登録を抹消(5/3)

12年の中山大障害(J・G1)を制したマーベラスカイザー(牡5歳、栗東・柴田見厩舎)が死亡し、4月28日付で競走馬登録を抹消された。通算成績は20戦5勝。

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● C.ウィリアムズ騎手が短期免許取得(5/2)

JRAは2日、クレイグ・ウィリアムズ騎手(35歳、オーストラリア)に短期免許を交付すると発表した。詳細は以下の通り。
【期間】
5月5日〜6月30日
【身元引受調教師】
池江泰寿調教師(栗東)
【身元引受馬主】
吉田和美氏

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● エイシンフラッシュが帰国(5/1)

4月28日(日)に香港のシャティン競馬場で行われたクイーン・エリザベス2世カップ(G1)に出走したエイシンフラッシュ(牡6歳、栗東・藤原英厩舎)は4月30日(火)6時10分にCX006便で成田国際空港に到着した。その後、輸入検疫のため、8時30分に千葉県白井市にあるJRA競馬学校の国際厩舎に入厩した。

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● 藤岡佑介騎手のフランスでの騎乗成績――4月29日(5/1)

フランスに遠征中の藤岡佑介騎手(27歳、栗東・フリー)は29日にシャンティイ競馬場で一般レースに騎乗し、4着(8頭立て)だった。

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● 種牡馬キャプテンスティーヴが急死(4/29)

JBBA日本軽種馬協会九州種馬場で種牡馬生活を送っていたキャプテンスティーヴ(牡、父フライソーフリー)が4月21日午前10時20分、急性心不全のため急死した。16歳だった。
同馬の競走成績は米・UAE25戦9勝。トゥザヴィクトリー以下を退けた2001年のG1ドバイワールドCのほか、G1ドンH、00年のG1スワップスS、1999年のG1ハリウッドフューチュリティと4つのG1を含め重賞7勝を挙げた。
現役引退後の02年からJBBA静内種馬場で種牡馬入り。その後、胆振種馬場、七戸種馬場を経て、今シーズンから九州種馬場に繋養されていた。主な産駒にはアイスドール(G3クイーン賞3着)、シルククルセイダー、ワンダースティーヴなどがいる。
昨年までの11シーズンで409頭に種付け。今シーズンもすでに13頭との交配を済ませて、当日も種付けに備えてウォーキングマシンで運動していた時に突然倒れたという。

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● 「九州トレーニングセール」名簿が完成(4/29)

KYUSYU九州軽種馬協会はこのほど、5月7日に宮崎県のJRA宮崎育成牧場で開催する「九州トレーニングセール/サラブレッド2歳」の名簿を発行し、馬主や調教師などの購買関係者に配布した。
同セールは九州地区において開催される唯一のトレーニングセール。温暖な気候の下で生産育成された九州産馬が中心となる。JRA小倉開催や佐賀競馬では、ひまわり賞、たんぽぽ賞、霧島賞といった九州産馬限定レースが組まれているなど、「“九州”にしかない魅力がある」セールとして知られている。
今年は17頭が上場予定。ロドリゴデトリアーノの4頭を最多に、2歳新種牡馬のヴィクトリー、カンパニー、パイロ、マツリダゴッホの産駒が揃った。
当日は公開調教が午前10時から、セリ開始が午後1時から。詳細はKYUSYU九州軽種馬協会(Tel.099-478-3015)まで。

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● 「JRA産地馬体検査」実施、約450頭が登録(4/29)

来年のダービー、オークスを目指す2歳馬の「JRA第1回北海道地区産地馬体検査」が4月16日から19日の4日間、浦河・新ひだか・安平の各町で実施され、約450頭の若駒が競走馬登録を完了。今夏のデビューに向け新たなステップを踏んだ。
同検査は東西のトレーニングセンター入厩時の検査を、JRA職員が産地に赴いて行うもの。マイクロチップ、特徴、視力、血液などの検査にパスすれば競走馬登録される。
17日に新ひだか町のJBBA日本軽種馬協会北海道市場で行われた検査では、昨年市場内に建設された多目的施設を使用して実施。今までよりも移動距離が少なくて済むため、軽種馬関係者からは「検査過程の動線がとても良くなった」と高い評価を得ていた。
第2回北海道地区の検査は6月18日から20日の最大3日間が予定されている。

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● 2013年シーズン「ホッカイドウ競馬開幕」、ファン1000人が声援(4/29)

2013年シーズンのホッカイドウ競馬が4月24日、日高町の門別競馬場で開幕した。開幕初日はあいにくの雨模様となったが、1000人を超えるファンが来場。半年ぶりとなる馬産地競馬「グランシャリオナイター」に声援を送った。
同競馬では今年度、井上幹太騎手、石川倭騎手の2人の新人ジョッキーがデビュー。1Rでは井上騎手が初騎乗初勝利を達成したほか、4R、5Rも連勝し、衝撃的なデビューを果たした。
6Rに組まれた日本一早い2歳新馬戦「2013開幕記念JRA認定スーパーフレッシュチャレンジ競走1」では、昨年から供用を開始した屋内調教用坂路施設で調教された“坂路1期生”8頭が1着賞金300万円を懸け出走。2番人気のアイアンガール(牝2歳、父ワイルドラッシュ、角川秀樹厩舎)が後続に3馬身の差をつけて逃げ切り、国内2歳世代最初の勝ち馬となった。
初日の発売額は計画比100.98%の1億4632万6200円を記録。わずかながらも目標をクリアし、幸先の良いスタートを切った。今年度の同競馬は11月14日まで全15開催80日間を予定。発売目標額は昨年度より7億8000万円多い127億6000万円を見込んでいる。
同競馬を運営するHRA北海道軽種馬振興公社の井村勝昭専務理事は「本年度はグランシャリオナイターがスタートして5年目を迎えます。馬券の発売態勢はほぼ整いましたので、なんとしても収支均衡を達成したい」と意欲を見せていた。

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● 「BTC育成調教技術者養成研修」開講式(4/29)

浦河町のBTC軽種馬育成調教センター軽種馬診療所2階で4月10日、「育成調教技術者養成研修」の第31期生開講式が開かれ、大志を抱いた21名がホースマンとしてのスタートラインに立った。
同研修は世界に通用する強い馬づくりを担う育成調教技術者を養成することを目的に1992年に開講。研修期間は1年で、馬の手入れや厩舎作業、騎乗訓練といった実技や栄養学、護蹄、相馬などの馬学と、多岐にわたるカリキュラムを通して育成調教技術者の基礎を習得する。これまでに送り出した422名(うち女性49名)は、強い馬づくりを担う中核として高い評価を得ている。
今年入講した31期生は、54名の応募の中から書類選考や面接、適性検査などを経て選ばれた、18歳から28歳までの21名(うち女性5名)。道内はもとより関東、関西、九州など全国から集まった。
開講式では31期生1名を紹介した後、高松勝憲BTC日高事業所長が入講を許可。杉本修BTC専務理事、来賓の名取哲也日高振興局長、池田拓浦河町長からは「これから1年間、厳しい試練が待ち受けていますが、最後まで初心を忘れずに一人の落伍者もなく、全員がこの研修を修了することを願っています」と励ましの言葉が贈られた。

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● 歴史的名牝エアグルーヴが死亡(4/29)

1997年の秋の天皇賞馬エアグルーヴ(牝、父トニービン)が4月23日午後11時、繁殖生活を送っていた安平町のノーザンファームで出産後の内出血のため死亡した。20歳だった。
同馬は83年のオークス馬ダイナカールの4番仔。同期にはブエナビスタの母ビワハイジ、ローズキングダムの祖母ロゼカラー、ファイトガリバー、ファビラスラフイン、エリモシックなどがいる。
95年7月にデビューし、2戦目で初勝利。96年のG3チューリップ賞で重賞初制覇を果たすと、続くG1オークスも制し、史上初めてとなる“オークス母仔制覇”を成し遂げた。翌97年のG1天皇賞・秋では、前年の覇者バブルガムフェローらを退け、牝馬として17年ぶりの天皇賞制覇を達成。ほかG2札幌記念、G3マーメイドSも制し、牝馬としては71年のトウメイ以来26年ぶり、史上2頭目の年度代表馬に輝いた。98年はG2大阪杯、G2札幌記念に優勝。通算19戦9勝の成績を収めた。
現役引退後の99年に生まれ故郷のノーザンファームで繁殖入りすると、初仔のアドマイヤグルーヴ(牝、父サンデーサイレンス)は2000年のセレクトセール当歳において、牝馬としては当時の国内最高額となる2億4150万円で取り引きされ、G1エリザベス女王杯を制して“母仔3代G1制覇”の偉業を達成。5番仔のザサンデーフサイチ(牡、父ダンスインザダーク)は04年のセレクトセール当歳において、当時の国内セリ史上最高額となる5億1450万円を記録した。
07年のセレクトセール1歳において2億5725万円で取り引きされた7番仔のフォゲッタブル(牡、父ダンスインザダーク)はG2ステイヤーズSなどを、9番仔のグルヴェイグ(牝、父ディープインパクト)はG3マーメイドSを制覇。香港G1クイーンエリザベス二世Cなどを制し、今シーズンから種牡馬入りした8番仔のルーラーシップ(牡、父キングカメハメハ)は、早くも人気種牡馬として忙しい生活を送っている。
今年は11年のセレクトセールにおいて3億7800万円で売却された10番仔のラストグルーヴ(牝、父ディープインパクト)が新馬戦を快勝。これまでデビューした9頭で重賞13勝を含め39勝を挙げる活躍を見せている。死亡する3時間前に出産したキングカメハメハの牡馬が最後の産駒となった。
同ファームの吉田勝己代表は「この2年間は産駒に恵まれなかったのですが、昨晩8時にキングカメハメハの素晴らしい牡駒を出産いたしました。そして母仔ともに元気な姿を確認して間もなくの訃報に声も出ませんでした。現役時の活躍をはじめ繁殖牝馬として、まさに当牧場で一番の実績をあげた名馬で、まさにノーザンファームの歴史の中心にいた馬でした。改めましてこれまでファンの皆さまからいただきました数々のご声援に、牧場を代表し心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました」と、競走馬としても繁殖牝馬としても大きな功績を残した歴史的名牝の突然の死を惜しんでいた。

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