仏国時間3月14日、パリのシャンゼリゼ劇場で開催されたフランス平地・障害競馬年間表彰式、第65回CRAVACHES D'OR(クラヴァシュ・ドール)において、JAPAN RACING(日本競馬界全体を指す総称)が国際賞CRAVACHE INTERNATIONALE(クラヴァシュ・アンテルナショナル)を受賞した。同賞は2013年に創設されたもので、競馬産業において国際的に顕著な活躍及びフランス競馬への貢献が認められた者に贈られる賞。長年にわたって日本の有力馬が世界最高峰のレースのひとつである凱旋門賞をはじめとしたフランスの名高いレースに数多く参戦し、それらのステータスを更に高めたとともに近年の目覚ましい日本馬の国際舞台での活躍が評価され、同賞が授与されることとなった。
後藤正幸氏(JRA常務理事):本日、日本の競馬に携わるすべての関係者を代表して、フランスの地で栄えある賞を頂いたことを大変光栄に感じております。これまでの長年にわたる関係者の皆様の弛まぬ努力とその成果が国外のフランスにおいても高く評価されたという事実を私ども日本の競馬関係者は誇りに感じていいのではないかと思います。これに満足することなく、JRAも国内及び国外に向けて、日本競馬の力をしっかりと認識してもらうべく一層の努力を行って参るとともに、関係者全員が更に切磋琢磨し、近い将来、凱旋門賞の表彰式の舞台に立つことを心から期待しております。
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