昨年のダービー馬キズナの馬主・前田晋二氏が福島県(災害復興寄付金)へ、また、今年のダービー馬ワンアンドオンリーの馬主・前田幸治氏が福島市(ふるさと復興応援寄付金)へ、いずれも1000万円を寄附した。13日(日)には、福島県・畠利行農林水産部長、福島市・小林香市長、前田幸治氏の出席のもと、福島競馬場のウイナーズサークルで寄付金の贈呈式が行われた。
【前田幸治氏のコメント】第81回東京優駿において、私どものワンアンドオンリー号が優勝することができました。たくさんの温かなご声援をいただき、心より御礼を申し上げます。ワンアンドオンリーをはじめ、今年の3歳世代7123頭は、東日本大震災が起きた2011年生まれです。あの日から早くも3年の月日が経ったという事実を思うと、いまだに困難に直面している方が多くおられることに胸が痛みます。昨年は復興への祈りを込めて名づけたキズナが優勝し寄附金を贈らせていただきました。今年も昨年同様に、私どもが競馬を通してできることをと考え、寄附金をお贈りさせていただくことにしました。馬との歴史も深く、競馬を愛するファンがたくさんおられる福島の皆様のために、有意義に使われることを切に願っております。
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