21日（土）の東京競馬第６Ｒでシンボリタピット（牡３歳）が１着となり、同馬を管理する久保田貴士調教師（47歳、美浦）が03年３月９日の管理馬初出走以来2765戦目でＪＲＡ通算300勝を達成した。現役72人目。重賞はワイルドワンダーで制した07年アンタレスＳ、プロキオンＳ、08年根岸Ｓ（いずれもＧ３）など計５勝。
久保田師：ここまで馬主やスタッフなど関係者のみなさまに支えられて、区切りの勝利を挙げることができました。より一層、競馬に貢献できるように厩舎を盛り上げていきたいと思います。301勝目を目指してまた頑張ります。

05年の天皇賞（春）を制したスズカマンボが20日、供用されていたアロースタッド（北海道日高郡新ひだか町）で心不全のため死亡した。14歳だった。通算成績は19戦４勝。重賞は上記の他に04年朝日チャレンジＣ（Ｇ３）を制した。代表産駒に13年のオークス、秋華賞、エリザベス女王杯を制したメイショウマンボがいる。
スズカマンボ・メンバーシップ（代表）伊藤佳幸氏：平成19年よりアロースタッドにて繋養しておりましたスズカマンボ号は、パドック放牧中に突然倒れ、本日14時30分頃死亡いたしました。解剖の結果、死因は心不全と判明いたしました。今年14歳となりましたが、大怪我を克服して、今シーズンも２頭の種付を無事に終え、これからの種付に備えていただけに、誠に残念でなりません。ここに同馬のご冥福をお祈りいたします。これまで同馬を応援いただいたすべての皆様に、心より感謝申し上げます。

武豊騎手（栗東）通算3700勝あと６勝。三浦騎手（美浦）通算500勝あと１勝。藤岡康騎手（栗東）通算300勝あと６勝。松山騎手（栗東）通算300勝あと８勝。石神騎手（美浦）通算100勝あと４勝。黛騎手（美浦）通算100勝あと７勝。中谷騎手（美浦）通算100勝あと８勝。

池上師（美浦）400勝あと２勝。久保田師（美浦）、伊藤圭師（美浦）300勝あと１勝。小島茂師（美浦）200勝あと１勝。松永幹師（栗東）200勝あと２勝。星野師（美浦）100勝あと２勝。

01〜08年の８年連続で地方競馬のリーディングサイアー首位に就いたアジュディケーティングが20日、余生を送っていた新冠町のベルモントファームで老衰のため死亡した。28歳。現役時に米Ｇ１２勝を含む５勝。父としてＧ１/Jpn１５勝のアジュディミツオーをはじめ、アジュディケーター、ハタノアドニス、ワイドバッハなどの活躍馬を送った。14年シーズン限りで種牡馬を引退し、去る５日のＮＡＲグランプリ2014表彰式では特別表彰馬を受賞していた。

３月29日に中京競馬場で行われる高松宮記念（Ｇ１、芝1200ｍ）に下記の香港馬２頭が予備登録を行い、いずれも選出された。
■エアロヴェロシティ（セン７歳）
通算16戦８勝、主な勝ち鞍に14年香港スプリント（Ｇ１）
■ラッキーナイン（セン８歳）
通算44戦14勝、主な勝ち鞍に11年香港スプリント（Ｇ１）、13、14年クリスフライヤーインターナショナルスプリント（Ｇ１）

３月28日（土）にドバイのメイダン競馬場で行われるドバイＷＣデイ諸競走のうち、ドバイシーマクラシック（Ｇ１、芝2410ｍ）にハープスター（牝４歳、栗東・松田博厩舎）が選出され、関係者が招待を受諾した。

昨年12月７日の中山競馬第６Ｒで１着入線したピンクブーケ（牝馬、当時２歳、美浦・小西厩舎）から禁止薬物であるカフェインが検出された事案で、ＪＲＡは船橋警察署の捜査結果を受けて18日に裁定委員会を開催し、検出された禁止薬物のカフェインは同馬が摂取した飼料添加物（米国製）の製造過程で混入していたものであり、国内における流通過程を含め第三者等の関与は認めらず、船橋警察署から「競馬法違反としての事件性はない」との判断が示されたことを明らかにした。小西一男調教師、担当調教助手に対する処分は行わない。
審判担当・小林善一郎常務理事：船橋警察署から「競馬法違反としての事件性はない」旨の報告をいただきました。しかしながら、今回の事案は本会施設内で販売されていた商品に禁止薬物が混入していたことが原因であり、そのためお客様並びに関係者の皆様には大変なご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。今後につきましては、販売者をはじめとした関係業者に対する本会の指導・管理を徹底し、同種事案の再発防止に努め、公正な競馬の実施に万全を尽くして参ります。

３月28日（土）にドバイのメイダン競馬場で行われるドバイＷＣデイ諸競走のうち、ＵＡＥダービー（Ｇ２、ダ1900ｍ）にディアドムス（牡３歳、美浦・高橋裕厩舎）が選出され、関係者が招待を受諾した。

根岸Ｓの勝ち馬で、フェブラリーＳへの出走を予定していたエアハリファ（牡６歳、栗東・角居厩舎）は右前脚を外傷したため、同レースを回避して休養に入る。

新ひだか町のアロースタッドとレックススタッドで２月11日、種牡馬展示会が催された。祝日開催となった今年は軽種馬関係者や馬主、調教師など約400名が足を運び、40頭を超える種牡馬のコンディションを、分刻みのスケジュールで目に焼き付けた。

※詳報は競馬ブックSmart、競馬ブックｗｅｂまたはｗｅｂライトの週間情報、週刊競馬ブックの日高通信365をご覧ください。

札幌市の北海道庁本庁舎で２月６日、「2014年度第２回北海道地方競馬運営委員会」が開催された。委員会には札幌大学経営学部教授の佐藤郁夫委員長をはじめとした委員、北海道農政部の竹林孝部長、笠原鉄也競馬事業室長、ＨＲＡ北海道軽種馬振興公社の佃輝男事務局長ら約20名が出席。ホッカイドウ競馬をめぐる情勢や課題について話し合った。

※詳報は週刊競馬ブックの日高通信365をご覧ください。

世界最高峰の種牡馬を数多く繋養する安平町の社台スタリオンステーションで２月10日、種牡馬総合展示会「SHADAI STALLION PARADE 2015」が開催された。穏やかな天候に恵まれた会場には、招待された馬主、調教師、生産者といった競馬関係者約700人が集まり、次から次へと登場するトップサイアーの雄壮な姿に熱い視線を送った。

※詳報は週刊競馬ブックの日高通信365をご覧ください。

15日（日)の京都競馬第11Ｒ京都記念で、最後の直線コースでハープスターが内側に斜行し、トウシンモンステラの進路が狭くなったことについて、ハープスターに騎乗した川田将雅騎手（29歳、栗東・フリー）が騎乗停止となった。期間は２月21日から３月１日までの９日間。

15日（日）の東京競馬第１Ｒでヴァッハウに騎乗した北村宏司（34歳、美浦・フリー）が99年３月６日の初騎乗以来ＪＲＡ通算１万2000回騎乗を達成した。記録達成時点でのＪＲＡ通算勝利は1108。重賞では26勝しており、06年ヴィクトリアマイル（ダンスインザムード）、14年天皇賞・秋（スピルバーグ）のＧ１勝利がある。
北村宏騎手：たくさん応援していただき、乗せていただいたおかげだと思っています。これからも怪我のないように、良い成績を残せるように頑張っていきたいと思っています。

15日（日）の小倉競馬第３Ｒでイサチルホープが１着となり、大根田裕之調教師（55歳、栗東）が99年３月６日の管理馬初出走以来3324戦目でＪＲＡ通算200勝を達成した。重賞では４勝しており、Ｇ１ではカルストンライトオによる04年スプリンターズＳ勝ちがある。
大根田師：馬主さん、厩舎スタッフ、牧場関係者の方々に感謝の気持ちを伝えたいです。これからも１頭１レースを大切にしていきますので、応援よろしくお願いします。