17日(水)にイギリスのアスコット競馬場で行われたプリンスオブウェールズS(G1、芝10F)にスピルバーグ(牡6歳、美浦・藤沢和厩舎、C.スミヨン騎手騎乗)が出走し、6着だった。優勝はスマレン騎手が騎乗したアイルランドのフリーイーグル。勝ちタイムは2分05秒07。
C.スミヨン騎手:道中はペースが若干遅かったのか、前の方の馬が掛かっていたのが見えましたが、スピルバーグは落ち着いていていい感じでした。アスコットのコース形状を苦にしている様子はなかったですが、最後のコーナーで内にササりそうになり、ムチを入れて矯正しました。過去この馬に騎乗したことがないので比較するのは難しいですが、ゴーサインを出してから、あまりいい反応を示しませんでした。馬場の硬さを少し気にしていたかもしれません。
藤沢和師:スタートはいつもより出ましたし、道中のレースぶりも良かったです。最後の直線では右にササッていて、また、雨が降らずに硬めだった馬場を少し気にしていたようです。初めてヨーロッパの強い馬とレースをして、馬も大変だったと思いますが、得意の2000mではもう少し頑張ってほしかったですね。今後は英エクリプスS(G1、芝10F)には出走せずに帰国する予定で、また秋以降、東京競馬場で頑張ってもらいたいです。アスコットは、競馬場もコースも素晴らしかったので、また戻ってきたいと思います。日本の競馬ファンの皆様、応援ありがとうございました。
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