25日（土）の福島競馬第４Ｒ終了後、日本騎手クラブから「東日本大震災ふくしまこども寄附金」にチャリティ金の贈呈が行われた。サイン入りキャップ販売の売上金40万円（1000円×400個）とチャリティゼッケン販売と握手会の売上金16万円（1000円×160枚）の計56万円が、福島県内の子どもを支援する事業に活用される。
【福島県保健福祉部こども未来局・尾形局長】この度は、チャリティ活動によるご支援をいただき、「ふくしまこども寄附金」に御寄附いただきありがとうございました。日本騎手クラブ及び日本中央競馬会（ＪＲＡ）の皆様におかれましては、震災直後から、御寄附はもとより各種イベント等へのご協力など、様々な形でご支援を継続いただいており、この場をお借りして重ねてお礼を申し上げます。いただいた寄附金は、震災孤児、遺児の支援に加えて、福島の子どもたちが将来へ希望を持って逞しく成長できるような事業にも活用させていただきます。引き続き、本県の復興にお力添えを賜りますよう心よりお願い申し上げます。

25日（土）の福島競馬第２Ｒで１位に入線したモアニレフアが決勝線手前で内側に斜行し、イロジカケの進路が狭くなった。その影響がなければ被害馬が加害馬より先に入線したとは認められず、降着はなかったが、モアニレフアに騎乗した木幡初也騎手（20歳、美浦・鹿戸雄厩舎所属）は、８月１、２日の２日間の騎乗停止となった。

25日（土）の中京競馬第３Ｒでロードプレステージが１着となり、同馬に騎乗した中谷雄太騎手（35歳、栗東・フリー）が98年３月２日の初騎乗以来2978戦目でＪＲＡ通算100勝を達成した。現役では81人目。
中谷騎手：100という数字にこだわりはありませんが、ひとつひとつの勝利を積み重ねることが大事だと思っているので、今日の１勝を嬉しく思います。同期の池添騎手、酒井学騎手、太宰騎手、竹之下騎手なども頑張っていますので、追いつけるように頑張りたいです。ファンの皆さんの大切なお金を背負って騎乗していますので、ギャンブラーの一人として期待に応えられるように頑張ります。次は重賞を勝ちたいです。

25日（土）の中京競馬第２Ｒでサンマルアリュールが１着となり、同馬に騎乗したミルコ・デムーロ騎手（36歳、栗東・フリー）が99年12月４日の初騎乗以来2666戦目でＪＲＡ通算400勝を達成した。現役では35人目。Ｇ１はネオユニヴァースで制した03年皐月賞、日本ダービー、ドゥラメンテで制した今年の皐月賞、日本ダービーなど12勝。重賞は上記を含め計35勝。
Ｍ.デムーロ騎手：今年はＪＲＡの騎手になれて、ダービーも勝たせてもらえました。400勝も達成できて充実したシーズンを送れています。毎週勝つことを目標に騎乗しています。いい結果が出ているのは、たくさんのいい馬に乗せてもらえることとファンの皆さんの大きな声援のおかげです。これからも頑張ります。

25日（土）の福島競馬第２Ｒでイロジカケに騎乗した柴田善臣騎手（48歳、美浦・フリー）が85年３月９日の初騎乗以来ＪＲＡ通算１万9000回騎乗を達成した。史上２人目、現役２人目の記録。Ｇ１ではヤマニンゼファーで制した93年安田記念、天皇賞・秋、ナカヤマフェスタで制した10年宝塚記念、ジャスタウェイで制した14年安田記念など９勝。重賞は上記を含め計91勝。
柴田善騎手：関係者の皆様の力添えやファンの方々の支えで、ここまでこられて良かったと思います。これからは体力を維持しながら皆様の声援の力をプラスにして騎乗していきたいと思います。応援よろしくお願いします。

熊沢騎手（栗東）通算1000勝あと８勝。Ｍ.デムーロ騎手（栗東）通算400勝あと１勝。柴田大騎手（美浦）通算300勝あと１勝。丸田騎手（美浦）、大野騎手（美浦）通算300勝あと３勝。植野騎手（栗東）通算200勝あと３勝。丹内騎手（美浦）通算200勝あと６勝。西田騎手（美浦）通算200勝あと７勝。中谷騎手（栗東）、黛騎手（美浦）通算100勝あと１勝。石神騎手（美浦）通算100勝あと３勝。

伊藤正師（美浦）通算500勝あと１勝。松田国師（栗東）通算500勝あと２勝。田所秀師（栗東）通算300勝あと２勝。菊川師（美浦）通算200勝あと１勝。古賀慎師（美浦）通算200勝あと２勝。天間師（美浦）通算100勝あと１勝。

５月23日（土）の平安Ｓ（Ｇ３）で３着だったローマンレジェンド（牡７歳、栗東・藤原英厩舎）が左第３中手骨近位掌側面剥離骨折を発症していることが判明した。今後、３カ月以上の休養を要する見込み。

函館記念（Ｇ３）で重賞初制覇を飾ったダービーフィズ（牡５歳、美浦・小島太厩舎）は、短期放牧でのリフレッシュを挟み、８月23日の札幌記念（Ｇ２、札幌、芝2000ｍ）に向かう予定。

18日（土）のＳＴＶ杯で10着だったストークアンドレイ（牝５歳、栗東・山内厩舎）が７月22日付で競走馬登録を抹消された。今後は北海道日高郡新ひだか町のビッグレッドファームで繁殖馬となる予定。通算成績は27戦２勝。重賞は12年函館２歳Ｓ（Ｇ３）の１勝。

ＪＲＨＡ日本競走馬協会の主催による公設市場「セレクトセール2015」（サラブレッド当歳・１歳）が７月13日と14日、苫小牧市のノーザンホースパーク特設会場で開催された。２日間で470頭が上場されたセリでは394頭が取引成立。売却総額は同セール史上最高となる142億2738万円、売却率は２番目の記録となる83.83％、平均価格は昨年より約250万円アップの3611万102円と、大盛況のうちに終了した（金額はすべて税込価格）。

※詳報は競馬ブックSmart、競馬ブックｗｅｂまたはｗｅｂライトの週間情報、週刊競馬ブックの日高通信365にも記載しております。

1999年のＧ３全日本サラブレッドＣを制したマジックリボン（牝22歳、父マークオブディスティンクション）が７月８日に繋養先だった安平町の吉田牧場で、1994年のＧ３関屋記念などを制したマイスーパーマン（牡29歳、父ノノアルコ）が７月13日に余生を送っていた登別市の登別上水牧場で死亡した。両馬はＪＡＩＲＳジャパン・スタッドブック・インターナショナルによる引退名馬繋養展示事業の助成を受けていた。

※詳報は週刊競馬ブックの日高通信365に記載しております。

新ひだか町の農業振興対策協議会は７月15日から、町内の軽種馬生産者ら農業担い手男性との交流会、「和牛DE婚活in新ひだか」の参加者募集を開始した。

※詳報は週刊競馬ブックの日高通信365に記載しております。

19日（日）の福島競馬第８Ｒでスカイキューティー（牝５歳）が１着となり、同馬を管理する斎藤誠調教師（44歳、美浦）が06年６月17日の管理馬初出走以来2640戦目でＪＲＡ通算200勝を達成した。Ｇ１/Jpn１はゴスホークケンで制した朝日杯ＦＳ、ヌーヴォレコルトで制した14年オークスの２勝。重賞は上記を含め、計６勝を挙げている。
斎藤誠師：オーナーや関係者、厩舎のスタッフ、応援してくれているファンの方々などのおかげでここまでくることができました。支えていただいている周りの皆さんに感謝しています。300勝、400勝を目指してひとつひとつ積み重ねていきたいと思います。

19日（日）の福島競馬第１Ｒでキャラメルサレが１着となり、同馬に騎乗した野中悠太郎騎手（18歳、美浦・根本厩舎所属）がＪＲＡ初勝利を挙げた。３月１日の初騎乗以来90戦目。
野中騎手：ホッとしている気持ちと嬉しい気持ちで半々です。これまでたくさんいい馬に乗せていただいていましたが、自分の技術が足りず、あと一歩のところで勝てなくて悔しい思いをしていました。ずっと根本先生の馬に乗せていただいたので、師匠の馬で勝てて良かったです。これからは少しでも多くの勝ち星を重ねて、先輩に追いつき追い越せられたらと思います。